リアクションに困る日本に関する勘違い/海外生活あるあるは力まない程度に国際交流のスタンスで

リアクションに困る日本に関する勘違い/海外生活あるあるは力まない程度に国際交流のスタンスで リアル世界生活

海外生活のあるある話ってある。外国人がする日本に対する勘違いってたまにリアクションに困る時があるよね~。そういう時はどう対処すればいいの?

海外生活をする中でたまに出会う日本や日本人にまつわる勘違い。どんなものがあるのかな?そんな疑問にお答えします。

About me ♡

イギリス留学を機に、日本へ出たり入ったりの生活をしています。イギリス→フランス→ベルギー→現在フランス在住。昔から海外や外国語に興味があったため、本当にいろんな国の人々と交流してきました。こよなく自由行動を愛する団体行動が苦手な生粋の自由人。

リアクションに困る日本に関する勘違いは海外生活のあるある話

海外生活のあるあるのひとつ。日本や日本人についてどこでその情報を仕入れてきたの?!っていう勘違いを生粋の日本人にドヤ顔で話すこと。みんな自信満々に、あっ、日本ってこうよね~って言うのでこちら側もどうしていいのか気まずくってリアクションに困ります。本日はちょっとティーブレイク的なたわいもないこのテーマ。リアクションに困る日本に関する勘違いについてお話します。

私が実際出会ったリアクションに困る日本に対する4つの勘違い

その① : お寿司は巻き寿司を指す

最近ではフランスでも大手スーパーのカルフール等にはお寿司屋さんのオープンキッチンのようなものがあってその場で作られているのが見えるほどお寿司はメジャーになりました。こちらで一般的にお寿司というとまだまだ巻き寿司を指す傾向が強いです(一部グルメ層などはわかってらっしゃいますが)アメリカではカルフォルニアロール的なものなのでしょうが、ヨーロッパはたいていはサーモンがメイン(ノルウェーが近いからか?)あとはマグロとか。

自宅やホームパーティーなどで私が日本人だからかお寿司が食べたい!って言われたり、ブリュッセルでは近所の人にお金を払うので作って欲しいってスカウトされたこともあり(笑)日本のお寿司がメジャーになったり、そうやって日本食を食べたい!って言ってくれるのはうれしいんだけれどね。ちょっぴり複雑になるのよね、私は。

その理由は
  • 巻き寿司はお寿司と言えばお寿司だけど握りがメインじゃない?巻き寿司って日本では脇役的でお寿司屋さんに行って頼む人いないよね?
  • 握りって難しくって素人はシャリがうまい具合に握れない(ベトッとしたり、柔かったり、おにぎりみたいにギュウギュウになったり)
  • お寿司ってお寿司屋さんに行って食べるもの(最近では日本でもスーパーやお店で売ってますが)
  • 手に入るお寿司のネタが日本人の私が考えるネタじゃない(生ものはサーモンだけでいいのかな?)

なんて考えたら海外でみんなが考えるお寿司っていうのはお寿司であってお寿司じゃないのかな。。なんて複雑な気分に。まあ、日本にあるフランス料理もアレンジありまくりなので気にしなきゃいいんですけれど。

一度ホームパーティーでリクエストをいただき暖かい時期だったので持ち運びに生のサーモンが心配だったから、照り焼きチキンを巻き寿司にして持って行ったことがあるんですけれど、みなさん

おいしいおいしい。これぞお寿司よね!!!

そう言われてうれしい反面なんだか複雑に。まあ、美味しければ楽しければいっか?!

その② : 手を合わせてお辞儀をされる

このポーズ

たまに両手を胸の前で合わせてお辞儀されるんですけれど。これって仏教徒?カップンカー?(←タイの方されますよね?)ベスト・キッドの影響?(古いけどわかる方にはわかるw)ペコペコ手を合わせながら楽しそうに何回もしてくれるので何も言えずにお辞儀はするけれど手は合わせないなあ。。と思いながらスルーします。

その③ : アニメのコスプレ好きなのね

フランスで何回かテレビの異国の文化をレポートみたいな番組で秋葉原のアニメオタクとかコスプレにはまる若者的なレポートを見かけたことがありますが、未だにこれはたまに言われます。日本の若い人はアニメのコスプレとかして街に出るのが好きなのよねって。この少数派のマニアックな趣味が日本の若者のメインストリームを担ってる感じの聞き方をされるので戸惑います。まあ若者でもない方が混ざっていますけれど。でもコスプレ文化とかアニメオタク文化って本当に少数派ですよね。。。

その④:一年中暑いから雪なんて見たことないでしょ?

東南アジア諸国とごっちゃになっているのでしょうね。日本は世界でもそう多くはない四季がある国ですからね。しかも、北の北海道と南の沖縄では気候も雰囲気もエライ違いますから。

フランスで言うと、北部のLille(リール)と南部のMarseille(マルセイユ)は雰囲気も気候も違うのと同じで冷静に考えるとわかると思うんだけれどなあ。まあ、東南アジア諸国の地図がその人の頭に浮かんでいたら関係ないか。もうちょっと学生時代に地理の勉強を頑張った方が良かったねって話かな。

【結論】リアクションに困る日本に対する勘違いはスマイルでかわす

これらの経験をふまえ他国について話す時、知ったふりをするぐらいなら知らないと正直に言った方がいいなと私は思います(笑)知らなくっても別に悪い事じゃないしね。最近では日本や日本人に関して勘違いをされている場合は人のドヤ顔やその方のキャラ度合いによって、

  • 軽めの訂正をする(←軽めのドヤ顔)
  • そうですね~のスルー(←主張系のドヤ顔)

に分けています。以前はちゃんと日本の文化を伝えなきゃとか思ってがんばってみんなに対して訂正していましたが、人によっては訂正を聞いていない、主張をしたがる(生粋の日本人は私なんだけど。。)など多分5分も経ったら忘れちゃうだろうなって方もいるので無理はしない程度にその場を丸く収めます。大勢いる前では時と場合によってはなかなか雰囲気的にも恥をかかせてはいけないかなとも思いますしね。その時は臨機応変に相手を見て判断します。

そして最近全てのことにおいて思うのですが、google先生(もちろん他の検索エンジンも答えはあるよ)に聞けば答えはすぐ出てくる便利な世の中であるということ。答えや正解をすぐに聞いちゃう人って自分で解決する力や調べる力がないので忘れちゃうし、同じミスをしちゃうから本当に知りたければググればいいというのが私の意見(笑)軽やかにアルカイックスマイルでその場をうまく収めた方があなたも私の時間的にもWIN WINだ。うまく相手を見て、力まない程度に国際交流を♡が私のスタンスです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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