フランス語で文法を強化するためにおすすめの文法書が知りたい。初心者向けの文法書はどれがいいのだろう？フランス語の中級から復習のための文法書はある？
フランス語の文法がいまいちわかっていないのでおすすめの文法書が知りたい。いろいろあるけれど初級者向けや中級者向けといった文法書に違いはあるの？こういった疑問に答えます。
✓About me ♡
イギリス留学を機に、日本へ出たり入ったりの生活をしています。イギリス→フランス→ベルギー→現在フランス在住。日仏英のトリリンガル。30歳を越えてから、A.B.C（アーベーセー）の一からの超初心者レベルでスタート後、コツコツとDELF B2取得。語学学校通い、通信教育、ラジオ講座、通訳学校、オンライン、カフェレッスンなどありとあらゆる学習手段を試しました。
フランス語おすすめ文法書は学習者レベルで違う
みなさんはフランス語の文法は得意ですか？私は苦手な方です（笑）大過去とかの時制が苦手。なかなか時制ってややこしくていろいろと文法書を買い漁りましたよ～。実際買って使い始めて気づいたことは、レベルによってフランス語の文法書のおすすめは違ってくる。
なぜなら、
文法書は学習者のレベルによって使い勝手がいいとか欲しい情報が得られるというのは異なるということがわかりました。
私は結構な数のフランス語関連の参考書を買ったのでその経験からフランス語のおすすめ文法書をご紹介したいと思います。
フランス語おすすめ文法書３選/レベル別に最適な本をご紹介
レベル① : 入門～初級者向け/ゼロからスタートフランス語 文法編
ゼロからスタートフランス語 文法編
超初心者から面倒見がよく徹底的に文法の基礎を教えてくれる一冊。東京ではフランス語学校として知名度があるアテネ・フランセ編集なのでフランス語学習者のつまづきポイントを熟知されています。超初心者から可能なので最初はフランス語の発音の仕方や発声方法についても学べる構成になっています。単語にカタカナ発音表記つき。
初級文法全体の3分の2程度を集中的に解説しているので、初級者くらいまではこれで充分基礎がつきます。
レベル② : 初級～中級者向け/新・リュミエール
増補改訂版 新・リュミエール―フランス文法参考書
発音や例文の音声付の文法書。超初心者以外であればついていけるかなと言った感じのレベルです。ただし、音声が初級にしては早めかなという感じですのでやはり初級基礎程度からの方に効果的です。途中から単語のカナ表記がなくなります。
練習問題の数は少な目ですが、文法解説は細かめです。接続法まで網羅しているので中級くらいまではいけそうです。
レベル③ : 中級者以上/解説が詳しいフランス文法問題集
解説がくわしいフランス文法問題集
かなり古い本ですが、文法のルール自体は今も昔も変わらないので（笑）とても良質な本です。
初級レベルの文法はだいたい理解できているを前提で話が進んでいるので中級者以上向けとさせていただきました。（充分な語彙力や活用は既に知っているが前提）仏検2級以上かなあ。
中級程度で大体課題となってくる接続法に慣れて使いこなすや条件法などの細かいニュアンスの使い分けをより理解しやすいように解説してくれています。
問題集という名の通り、問題を解いてその答えの解説がかなり細かくて納得します。問題を解くことで実際ちゃんとわかっているのかアウトプットできるので実践型で使えるフランス語に最適です。あらかじめざっくりと文法の基礎はできていてそれにニュアンスやこういう場面での使い分けの肉付けをしていくといったイメージ。
フランス語の文法書を最大限に活かす方法はアウトプットも同時にする
いろいろと参考書を買いこんで実践した結果わかったことは、初心者～初級者はまずは基礎の1冊をしっかりと使い込んで身につけてから、段階を上げていく方法が文法力アップへの近道だということ。一冊終わらないうちに次の文法書へといくとグルグル回ってやる気がなくなったり、同じことを繰り返し学ぶ羽目になりモチベーションが下がります。
あとは、文法はニュアンスや構成などを学んだらアプトプットをして自立して使えるようになることが大事。文法の内容だけを字ヅラで理解しても、ペーパードライバーのようになる可能性がありw日常的に使える文法にはなりません。
以前ご紹介した、学習歴半年から1年の基礎文法力がある方向けの作文力を上げる参考書はアウトプットできる文法の復習＋作文の練習ができる本ですので気になる方はどうぞ。
接続法などフランス語のオリジナリティあふれる文法は学習者にとってはまいっちゃう時もありますが、根気よく邁進いたしましょう♡
最後までお読みいただきありがとうございました。
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