フランス地方都市のリアル/知っておくべき5つの事実

フランス生活

フランスの地方都市に引っ越すことが決まっているけれどどんな感じなのだろう?フランスの田舎暮らしって憧れるけれど実際はどうなのかな?フランスの地方都市で暮らすためにしておくことはある?

フランス・パリ首都圏ではなくフランス地方都市在住になる予定で実際どのような感じなのか知りたい。何か準備しておくこと・心構えはあるのかな?こういった疑問に答えます。

About me ♡

イギリス→フランス→ベルギー→現在フランス在住。日英仏のトリリンガル、現在ドイツ語学習に翻弄され中 (笑) 昔から海外旅行や国際交流に興味があり、日仏英語を操り外資系勤務を経て海外生活へ。興味があることは潜在意識を上手に使って私の望む世界を創造すること、美容と健康に関すること。世界中の美しい景色と優美な私を調和させることが私の人生の目的です。

フランス地方都市のリアルな暮らし/パリ首都園のイメージとは違うかも

早いもので私はフランス小都市に住み始めて4年目に突入。10年以上前に同じ地域に住んでいた時はあまりにも何もなさすぎ&私のフランスのイメージ(そうフランスビギナーにありがちなおっされなパリ暮らしのイメージ)とはかけ離れた暮らしに鬱々していた黒歴史ありの地で同じループは繰り返さないと決めていたので、ないのなら自分で作り出せばいいじゃん精神で趣味も仕事も毎日ルーティンも美容も毎日せっせと新しいことはないかなって取り組んで今やすっかりリア充(古い?)好きな時に日本に帰るし、あちこちウロウロするし、お買い物も勉強や趣味のブラッシュアップもオンラインでできるしいろいろと自分で工夫して生きております。

以前も海外地方都市生活でメンタル崩壊しないためにみたいな記事を書いたのですが ☟

ここからリアルフランス地方都市暮らし3年ちょっとを経てアップデートした記事を本日はお届けします。

ひとことでいうと黒歴史時代と何が違うのか?『ない』にフォーカスして座り込むのではなく自分で生み出すという意識だと思う。動くためのエネルギーとこれはどうかな?あれはどうかな?と考えだせる精神的余裕。

でも、多分前もってフランス地方都市に住むことがどんな感じなのかというのがわかっていれば出発前に準備をモリモリとしていたかもなあと思ったのですよね。検索してもパリが多くてリアルな地方都市の現状が冷静に分析されて書かれてないことが多い。

実際のところパリ首都圏暮らしとフランス地方都市(中小都市のこと。大都市はギリOKかなと思うのですが日本の商業規模・便利性と比べると微妙と私は思う)は全く話が違います、生活全てが違う。一言でいうと不便・小規模。東京から来た方なんかもうチーンって絶句するレベルかも。大阪出身の私でも思うからね。フレンチーの傾向として都市部には住まずに車で離れた集落みたいなところの一軒家に住みたがる人多いんですよね、何でもある便利な日本からやってきた都会っ子、大ピンチw ある東京出身者がLyon街規模小さい、すぐ飽きるって言ってたけど私は結構Lyon大きいと思ったんだけどな、あまりにもうちの近所が小さ過ぎてサイズ感がバグってるんだ私w

何でも規模ちっさ、選択肢なさすぎで世界が極小、車移動必須かい、ド田舎すぎって (笑)

なんかフランスをディスる会みたいになっておりますがw あくまでも地方都市をあれこれ実際に見てみた私のイチ意見でございます。

田舎好きでホムパで昼から夕方までしゃべりっぱなしとか家庭菜園や凝った料理やDIYしたいと言う方にはもってこいなので好みの問題かとは思いますが、日本の都会でハイヒール履いておしゃれしてお友達カフェへとか普通にお仕事されてた方でこれからフランス地方都市で暮らす予定の方は心構えが必要かも。

もう地方都市なうでちょっと戸惑っている系の方wにもここを今から集中して伸ばしていこうという視点でも読める記事なので読んでみてね。

さあ、未知なるフランス地方都市暮らしのリアル、いってみよう!

フランス地方都市のリアルな暮らしの知っておくべき5つの事実

その① : 素敵な娯楽がない

なんでやたらDIYや園芸店がしかも大きいやつがあちこちにあるんだろう?って思ってたんですけど、娯楽ないからだわ (笑) 見ごたえのある文化施設とか特別展覧会とか特別公演とかコンサートとか中小規模の地方都市にはなかなかまわってこないんだわw なんかしょぼいサーカス団とか年季の入ったメリーゴーランドなどのアトラクション団は来るけどそれ以外はない。展示会や博物館も学生の工作レベルのディスプレイで行かなくなっちゃったなあ。ブロカント(フリーマーケット?)とかしょっちゅうやってるけど、私他人のおさがり好きじゃないので興味なし。1番気に入った品質のよいモノを多少値段が高くても買った方が長持ちするし愛着わくので飽きないしエコだと思う。週末の娯楽は外食かホームパーティー(メンバーはあまり変わり映えしない、しょっちゅうやってるから)もしくはお家のDIYか園芸。季節がよくなったらお庭でアペロやバーベキュー、以上。

娯楽のワンパターンが都会っ子にはツライっすね。美しく洗練されたものは皆無。ブラッシュアップ施設が少ないのも現状維持の受け身の人生が確定なので私はイヤかな。

だからオンラインスクールやサロンに私は参加してます。私は現状維持派よりも進化派の人と絡みたいから。新しい事を学ぶのは楽しいし重要事項。庭いじりばっかしてたらボケる ☟

その② : 国際化はまだ発展途上

国際化はいつ来るのだろうか?というマイペースな流れの地方都市。大都市では英会話スクールをよく見かけるようになったフランス。でもまだ地方都市にはやってきていない感じ、いらないからね。レストランや食材もなんかジワジワとは来てるもののスローペース。こないだ大手スーパーE.LECLERCで春節フェアしてて見たら韓国・日本・インドもご参加してたし、ラマダンフェアにはなんかメキシコ混ざってた (笑) やっつけ仕事か?

だから言語はフランス語ONLY確定ですのでしっかりフランス語を磨いていきましょう。昔よくフランス人は英語を話してくれないって言ってたけど話せないんだと思う。若い子たちは話してくれるもの。こないだもアジア人だからか英語で話すねってすすんで話してくれたもん。いらんプライドが邪魔して英語できないって言えないだけなんじゃないかな。

その③ : 仕事探しは結構無理ゲー

仕事の数自体が少ない上に生まれも育ちもその地域という人の流動性がない地方都市。外国人が普通の企業勤めのポジションを得るのは結構無理ゲーかも。もフランス人と対等に話せるフランス語力と学歴やスキルを積むとか職業訓練という戦略を練った活動をしっかりすればできないことはないですから(知人でいます、達成者が)外国人の私たちが得やすい業種はフランス人があまりしたがらない重労働の介護とかって言ってたけどどうなんでしょう、この雑な扱い。

フランス地方都市の就活についての記事はこちらを参考にどうぞ ☟

お引越し前でフランスで仕事をしたいという方はしっかりと下記プランを立てた方がよさそう。

  • フランス語強化 
  • スキルを磨く(フランスで通用しそうなものを)
  • どんな形態で働くのか狙いを定める(フランス企業狙い?在宅?起業?)

その④ : 車社会

スーパーに行くにも車がいるってびっくりしたんですけど。滞在許可証のためのFormation Civiqueで講師の方が、

車は必須です。仕事も生活にも。面接で免許ありますかって聞かれることもあるよ。

そんなバカな、バスとかSNCFあるじゃんって思ったんですけれど今ならわかる。バス網そんなに発達していないし、本数も少ない、市の中心部ですけど?!車社会なのですよね。交通網もっときれいに整えればEVにしなくってもCO2減らせんじゃね?なんて思うんですけど。。。不便さを不便と思っていないのが致命的。まあ、私欲がちらほら見え隠れする完全EV化はジワジワといつもの如く雲行きが怪しくなって来てますけどどこへたどり着くのかしらね、押し切るのかしら?

集落の一軒家に住むことになったら完全に車はいりますから。私いちおう市中心部在住だし、仕事もお家オフィスなのでいらないですけど、住む前に要チェックかも。

その⑤ : モード感はゼロ

パリコレなどモードの国フランス。エミリーパリに行くの世界が広がっているのはあそこだけw パリはみんなおしゃれさんですよね。スタイルもいいし、シュッとしてる。ヴィーガンレストランやオーガニックショップもたくさんあって健康美容意識高い系の極み。

しかしながら地方都市はモード感そして意識高い系は低いもしくはゼロです。なんかもっさいんですよね(言葉遣いよw今日はちょっとあまりにも本音を飛ばしすぎてるわ私)洗練された場所関係やおしゃれ界隈方々は例外だけど、極めて少ない。

フレンチーも肥満が増えてきたって言うし、テレビCMでもダイエット用食事キットや錠剤のCM見かけるなあ。地方都市が恐らく肥満率を上げている。車移動だしホント食べる量が違うからね。しかもたぶん食べる事が生きる喜びって人多そう、グルメって一歩間違えると食への執着がすごいって風にも言える。私が2人くらい入りそうな大きい人いるもん。私も1回目のフランス生活ではチーズやクロワッサンや~ってうれしくって普通に食べてたら腰肉がタプタプついたから要注意♡

そして周りに合わせて生きていると自分ももっさくなってパリや他国のおしゃれ大都市や日本にその流れで帰ると大惨事なので自分のスタイルをしっかりと持って生きて行く精神力を鍛えておきましょう。流されるな、後悔する。

フランス地方都市暮らしに役立つものはこれ4つ

フランス地方都市で実際に暮らす私がこれがあったら便利だしある意味必須だなというものといえば

  • 語学 
  • お金 
  • パソコン 
  • 柔軟な考え方

この4つでしょうか。

その① : フランス語力

フランス語力はマジでいります、生活でもお仕事される場合ならなおさら。高ければ高いほどいい。そしてDELF/DALFなどのフランスで通用する資格を取っておくことを強くおすすめします ☟

フランス語ビギナーで鬱になりかけた黒歴史時代の私が今現在不自由なきレベルで軽やかに生きていることからもわかるはず。言葉があるだけで余裕そして自由、ノーストレス。サイコー。

その②: お金

お金についてですが、気分転換したい時などに日本へ帰る資金があったり、フランスもうおなかいっぱいってなった時にw違う国で一息もできるから。そして何かを学んだり遊んだりするにもお金があると余裕。美容や健康維持にはお金がかかりますし。お金=自由な選択へのチケットと考えるといいでしょう。

そして実質的な話ですがフランス人の一般的な給料はさほど高くはないんじゃないかなって思う。職を得るまでの期間やはなからパートナーの方の資金を頼るのならしっかりと話合った方がいい。私の感覚ではフランス人女性は自立したいやりがいを持ちたいから仕事をするのが当たり前と聞いていたけど実際はバカンスに行くのには夫の給与だけでは不十分だからというのもあると思うよ。結構専門職のフレンチーから給与そんなに高くないって聞いたのもある。Formation Civiqueの時に一緒に求人を見てみよう!ってコーナー(どんなコーナー?)があったんですけど私の感想

。。。。週5日とかフルタイムで拘束されてこの金額。。。。。えっこれって普通の有資格者のオフィス勤務案件だよね?うん???しかもパフォーマンス上げても劇的な昇給ほぼなさそうだし。

高度専門職や有名企業は知らんけど。だからしっかりとお仕事はどうするのかお金はどうするのかは気持ちいい健やかな気分でのフランス生活のためには詰めておきたいとこかなと。

その③ : パソコン

スマホではなくパソコン。ノートでもなんでもいいですけど。在宅ワークもできるし、習い事も日本書籍の読書もできるからホント便利です。地方都市在住で求職者は在宅ワークも視野に入れて活動をしてみるのもいいんじゃないかな ☟

その④ : 柔軟な考え方

冒頭でも言ったけれど不便さや選択肢がないのならば自分で作り出す、探し出す、工夫してみるという柔軟な考え方と姿勢を鍛えていきましょう。今ならオンラインでいろいろ知恵を無料/有料で教えてくれる発信もあるのでやろうと思えば何でもできる便利な世の中です。これしかないというガチガチの思い込みを手放して行動を起こす柔軟さも必要。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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