英語・フランス語は学校に通えば通うほど上達するんでしょ。
たくさんレッスンに行きさえすればペラペラになるはずでしょ?
こういった疑問に答えます。
✓About Me♡
フランス語関連はフランス語検定準一級、DELF B2そして英語はTOEIC905点を取得。
イギリス系とフランス系外資系企業2社で英語を使用、そしてベルギーでは英・仏語を使用して仕事をしていたので語学の重要性と語学は使える度を痛感。日・英・仏語のトリリンガルで語学学習の研究は10年以上です。
【悲報】英語・フランス語は語学学校に通ってるだけじゃ上達しません
英語やフランス語の語学を習得しようとした時に方法として考えるのは、独学もしくは語学学校ですよね。どちらを選ぶかは自分の好みと目指すレベルにもよると思います。私の経験上、一定のレベル=中級手前くらいまでは独学でいけるかな?といった感じですが、それ以上になると、
といった問題が出てくるために、やはりプロの手=先生や語学学校のサポートによる洗練された語学へのテコ入れを受けながら、上級に昇っていった方がレベルアップには早いというのが私の結論です。
初級から学校に通って(オンラインで)勉強した方がいいわ。
という方もいると思いますのでそれは好みです。私は一人じゃできない人なので、最初から語学学校へ行きました。でも、語学学校にだけ行って英語やフランス語がグングン上達する~なんて夢を見てはいけませんよ~。私も最初の頃はそう思ってましたが、しばらくして、
あれっ、おかしい。
全然伸びないし、ちょっとずつしか上達が見られない。。。なぜ?
そんな時期がやってきました。
今回はこの謎解きと打開策について、私の経験や語学学校でのクラスメートを見ていてわかったことをお話しようと思います。
英語・フランス語が語学学校だけじゃ上達しない3つのパターン
その① : できるだけ多くの語学学校のレッスンを詰め込む
午前中の授業を取って、午後も夕方までの授業を入れて、スケジュールを詰め込む。私も英語のブラッシュアップのために留学していた時にこうやって詰め込んだ経験あり。
そして、ブリュッセルでお見かけした女性も1週間のうち、ほぼ毎日、フランス語か英語の学校へ通っておられた方がいました。この方の心理は定かではありませんが、私の心理は
という気持ちからのやったで感、頑張ってる感で満足して、実はそんなに身についてないんですよね。
だって長時間学校で勉強してるから、自分自身の知識として落とし込む作業をしていないので。
あ~、また中途半端な落とし込みのまま、学校へ。で、また中途半端な復習のまま学校への繰り返しですから。完全に身になるわけがないです。
その② : 宿題をとりあえずこなしました
宿題が出る場合、その意図と目的は家での復習あるいは予習です。
復習問題の場合は、あ~ここ、こんなんだったな。今日習った文法とか表現って何だっけ?
予習問題の場合は、今度はこういう文法や表現、内容を勉強するんだなっていう確認作業です。
仕事しながら通ってたりすると、とにかく時間がないのですよね、わかります。私もよく前日とかに、とりあえずテキストの参考箇所見ながら、そこを書き写しながら宿題していて気づきました。全くもって意味ない(笑)やっつけ宿題は何の力にもなりませんでした。
その③ : 反復練習をせずにレッスンへ行く
大人になるにつれて、記憶力って衰えてきますよね。覚えるのは遅いのに、忘れるのは早い。
これが逆だったらなと思う今日この頃。子供の頃は九九なんてすぐに覚えたのに。。。なんて、遠い記憶です。習ったことを覚えるまで繰り返し繰り返し、使える知識にするためには、何回も反復練習の時間を取るしかありません。これもレッスンの外でするしかないのです。レッスンに参加してそこで覚えていても、いつでも自由自在に引き出して、現場で使えるまでになっていないと意味がありませんから。
英語・フランス語をより早く習得するための3つの近道
その① : 学校プラス自宅学習のハイブリッドは必須
先程も言った通り、語学学校のレッスンにいくら参加していても自分の知識としての落とし込み作業=自宅学習をしっかりとしなければ、残念ながら上達はしません。
1日10分でもいいので、学校で習ったことを
これらを繰り返し、小さなことからコツコツと蓄積していきましょう。
その② : 宿題がある学校を選ぶ
なかなか自分で自宅学習できない方っていると思います(=Me!笑)そんな方は強制的に宿題をしなければならない学校を選ぶのも手です。少なくとも宿題をしている間はその言語に触れていますからね。私がフランス語の通訳学校に行っていた頃、宿題が、
- ディクテーション
- 科学とか医学雑誌の要約
- 日仏の翻訳
などなど莫大な量だったので授業が週に1回しかないのにそれ以外の日は、毎日毎日宿題をしていた頃がありました。それで各段にフランス語力は伸びた経験があります。つまり強制的に勉強を毎日、自分の実力を振り絞ってやらないといけない状況になると否が応でも覚える状況に立たされます。
その③ : 学校はアウトプットをするのがメインの場所と考える
語学学校は話してナンボだと考えた方がいいかなと思います。新しく習った文法や表現でも、口に出して、先生に直してもらう場所。あとはわからないところを質問したりして解決する場所。このように、自宅で蓄積した知識や練習した表現をいかに使える言葉として習得できているかを確認する場所と考えましょう。ということは、必然的に自宅での学習の成果を見せるということになりますよね。
【英語・フランス語】語学学校はサポートツールでしかない
私も長年の経験から、学校行ってるから大丈夫~的な時期もあり、痛い目を見たことがあります。全く身につかず、聞き取れない、しゃべれない、わからない。そんな時に、気づいたこと家でちゃんとそれなりの勉強していましたか?ということ。語学学校はあくまでも、サポート。
一つの言語を話すということはそれなりの時間と努力が必要です。本当に自分の話す言語として身に付けるのならば、それ相応のコミットが必要だということを知りました。
みなさん、忙しいとは思いますが、コツコツとブツブツと反復練習しながら、一歩ずつできれば最短距離で英語やフランス語を自由自在に操れる素敵女子になりましょう!We can do it♡
最後までお読みいただきありがとうございました。