ベルギーで日本人の私が仕事を探すにはどんな方法があるか知りたい。日本の就職活動のように求人サイトで探せばいいの?人材紹介会社にも登録しておくべきなのかしら?
こういった疑問にお答えします
✓About me ♡
夫のベルギー・ブリュッセル転勤にともない、現地に引っ越してから求職活動を開始。
求人サイトで探す傍ら、人材紹介会社にも登録。求人サイトで見かけた2社に応募し、2社とも内定をいただき、そのうちの1社で約5年間勤務。人材紹介会社も2社ご紹介いただく。LinkedInからのスカウトも企業から1件、人材紹介会社から2件いただきました。
べルギーで日本人が高確率で仕事を見つける最短の方法は主に4つ
その① : インターネットの求人サイト
- ベルギー在住者向けの情報サイト
- ベルギーの企業向けのサイト
などの求人情報掲載欄に企業が直接掲載しています。コンタクト先は個人の方や企業と直接が多いです。
✓求人探しから応募、内定の一連の流れ
- 自分で気になる求人に掲載されている連絡先にコンタクトを取る。
- 面接の日時調整を企業側と直接行う
- 内定を受ければ給与交渉等の勤務条件も自分で交渉する。
その② : 人材紹介会社に登録
人材紹介会社に履歴書を登録し、面談を行い、どのような会社で働きたいのか希望条件を伝えます。その条件をもとに人材紹介会社が希望に合った企業案件を紹介してくれます。
企業側は人材紹介会社に紹介手数料を支払う仕組みのため、比較的給与が高い案件を取り扱っています。ちなみにマネージャークラスなど現地で探すのが難しいポジションは、
ビザサポートをしてくれる案件もあります。
✓求人探しから応募、内定の一連の流れ
- 登録後、人材紹介会社がこのような案件がありますがいかがですか?と提案を受ける。
- 興味があれば応募、なければお断りしても可。
- 面接のアレンジも内定後の給与や勤務条件の交渉も人材会社が請け負ってくれますので意外と至れり尽くせりです。
その③ : Linkedinを通じてのスカウト
Linkedinで自分で経歴を公開していると、企業や人材紹介会社からスカウトが来ます。
企業担当者から直接もしくは自分が登録していない人材紹介会社から、
あなたの経歴を見てコンタクトを取りました、ご興味ありますか?
そんな連絡が来ます。専門職でなかなか対象者が見つからない案件が多いようですね。
✓求人探しから応募、内定の一連の流れ
企業もしくは人材紹介会社から直接連絡が来るので、相手が企業の場合は全て企業と自分との交渉です。人材紹介会社の場合は、交渉は人材紹介会社がしてくれます。
その④ : 海外在住者もOKの在宅ワーク(クラウドソーシング)
現代は結構な数のクラウドソーシングサイトがあって、中には海外在住者もOKそして活躍している分野もあります。例えば、私のように日本市場が閉まった後の時差を利用したり、稼働時間帯自由など強みになる場合もあります。そして大都市にお住まいではない方にはリモートワークは強い味方です。
事務系のお仕事もあれば、ブログ記事を書いたり、リサーチしたりといった幅広い求人がクラウドソーシングサイトでは毎日更新されているので在宅ワークも視野に入れてみてはいかがでしょうか。サイトの登録は無料ですし使えるツールかも。
ベルギーで通勤無し在宅ワークという選択肢も。現在コロナ禍の影響で求人自体が少なくなっているので根気強く取り組む際に穴埋め的に収入を得るという在宅ワークも可能。単発案件から長期案件まで自由自在です。詳しい記事はこちらです ☟
ベルギーの使える求人サイトを5つあげてみました
その①:プチポワ
ぷち広告内の求人・人探し欄に掲載。
毎月1回更新でweb版と日本食材店等に無料冊子が置かれている。
掲載内容は同じですが、web版は月初にいち早く公開されるので便利。
その②:ベル通
ひとこと広告内に掲載。生徒募集などその他の据え置き情報がごちゃ混ぜなので
『New』という表示を目安に、求人を探すとわかりやすいです。
その③:日白協会兼商工会議所
求人情報に随時掲載。商工会議所に登録している大手企業が多いです。
その④:ベルギー掲示板
イベントの単発やベビーシッターなどのアルバイト情報から人材紹介会社が企業から頼まれて掲載している案件まで幅広いです。
その⑤:在ベルギー日本大使館
大使館案内→職員募集に掲載。求人サイトではないが、大使館関連の求人はここに掲載されます。
ベルギーでの仕事案件が期待できる人材紹介会社3つあげてみました
その①:Infinity Recruitment
ブリュッセルに拠点を置く、ベルギー唯一の日系人材紹介会社。
その②:JAC Recruitment UK
日本にもあるJACのイギリス支社です。ベルギー案件があれば知らせてくれます。
その③:Recruit Europe
こちらもイギリス拠点の人材紹介会社でベルギー案件があれば知らせてくれます。
勝算があるのはやはり日系企業
正直なところ、日本人である私たちがベルギーで就職活動するのには、日系企業を狙っていった方が勝算が高いです。
現地企業はEU加盟国の人材を優先して雇用しなければならないので、コストがかかるうえに、EU国以外の私たちは不利なのです。
日系企業の募集も多くはなくタイミングなので、いかに求人情報をいち早く見つけて応募するかがカギ。求人サイトはまめにチェックし、人材紹介会社に登録しておくと案件が発生すると連絡をしてくれるので安心です。
日頃から履歴書や職務経歴書のアップデートを怠らず常に動けるようにしておきましょう。ちなみにベルギーでは、日本語・英語・フランス語の3種類の履歴書を用意しておくことです。
あと、私が公的機関で面接を受けた時は一番最初に現地ベルギー人職員の方とフランス語での面接がありました。内容は今までの経歴と自己紹介で5分程度だったのでフランス語能力のチェックでしょう。ですから、フランス語での面接の準備もしておいた方がよさそうです。
海外での仕事探しの準備については併せてこちらの記事もご参照ください ☟
この記事を読まれた皆様がイキイキと働ける職場がベルギーで見つかることを祈っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。