英語・フランス語など外国語はツールでしかない/華麗な私の存在と望みを彩るツール

世界中を庭のように優雅に遊ぶ方法 フランス語

英語・フランス語など外国語はツールでしかないと言われているけれどどういう意味?外国語を勉強しているけれどどのレベルまで達成すべきか?世界を楽しむためにネイティブレベルの英語力・フランス語力が必要なのかな?

英語・フランス語など外国語はツールでしかないとはどういう意味?どのレベルまで到達すればいいの?ネイティブレベルを漠然と目指しているけど本当に必要なのだろうか?こういった質問にお答えします。

About me ♡

イギリス留学を機にフランス→ベルギー→現在フランス在住。日仏英のトリリンガル。TOEIC 905、フランス語は30歳を越えてから、A.B.C(アーベーセー)の一からの超初心者レベルでイヤイヤスタート後 (笑) コツコツとDELF B2取得、仏検準一級保持。現在ぜひ実現したい夢があるのでドイツ語を始めて苦戦中w

英語・フランス語など外国語はツールでしかないという意味

英語やフランス語そしてその他外国語を勉強し目指すレベルは様々だと思います。私自身も英語とフランス語を日常生活で使えるレベルでイギリス、ベルギー在住を経て現在フランスに住んでいて、いろいろな国を訪問した結果感じること。

英語・フランス語など外国語はツールでしかないということ。

だから先に結論を言うとよく聞こえてくるどのレベルまで達成したいのか設定をネイティブレベルにする必要はないかもね 。です。あくまでも私のこの世界の遊び方であり、考えですけれどね。

英語やフランス語学習時に私も目標はネイティブレベル?うーん、ペラペラレベル?そんな感じで鼻息荒かった時代もある。フランス語超絶初心者レベルでパリに住んでいた時にパン屋の店員にパン・オ・ショコラを頼んだら、

は?何ですって?

なんて眉間にシワ寄せられた時に

コノヤロー、フラ語めっちゃがんばってネイティブレベルになる!

ガルガルって唸ってた時期もあるわ、今思うとウケるな私のフランス語力 (嫌みでそう対応されたのかもしれないけどね)と度量のちっささ&その店員の精神状態のヤバさよなんて♡

でも実際にこうやって現場実習(住んだり、訪問したりの体当たり実地演習的な感じ)をしていく中で外国語をパーフェクトに正しく話すことより大事なのはその言語を使って私が何を考えていて、私が何をしたいのかを自分なりに表現できること。自分の表現したいことを日本語スピーカーではない人に理解してもらうツールでしかないということ。それで充分で満ち足りてハッピー。だからネイティブレベルはいらないかなって悟ったのですよね。もちろん状況や環境そしてそれぞれの人が目指す形というのはそれぞれなのでネイティブレベル到達も尊い姿勢と思いますので本日お話しするのはあくまでも私目線で現場実地演習で感じた考えをお話しさせていただきます。

ちなみに現在私はフランスで実地研修中なのでフランス語を前提にお話ししますが、英語やその他外国語にも通じる話だと思うのでフランス語というところをそれぞれの学習されている言語に置き換えてお読みいただけると幸いです。

英語・フランス語など外国語はツールならどのレベルまで到達すべき?

では、ツールとしての英語・フランス語など外国語であればどのレベルまでを到達目標とすればいいのかをざっくりと考えてみました。

目標① :  やりたいことができるレベル

それぞれがその言語を使ってしたいことというのは違うと思います。

  • 仕事
  • 旅行でお買い物
  • 日常生活
  • 情報発信
  • 世間話
  • 異文化交流 などなど

これらに必要なレベル。仕事であればフォーマルも含めたビジネスレベルだろうし、旅行を楽しみたいのであればお買い物や雑談レベルがあればいい。やりたいことを可能にするツールであるレベルを目指す。

私の場合はこのブログのタイトル『世界中を庭のように優雅に遊ぶ』なのでこの広い世界を優雅に軽やかに楽しめるためのツール=外国語。だから朝まで生テレビの討論会みたいに時事問題を熱く語るレベルとかはいらない。あ、ちなみにそれっぽい番組はここフランスでは結構ある。しかもゴールデンタイムに。私はどうでもいいわ、それw 政治によって自分が変わるワケじゃないから~、自分のしたい事も夢も政治の結果で変わらないし~ってことで興味外です。主要タイトルをざっと眺める程度の知識で充分。

目標② : 自分そして自分の世界観を表現できるレベル

外国語は私という人間がどういう人であって、何を考えていて、何を表現したいのかをサポートするツールでしかない。冒頭でもお話しした通り、内容ありきでそれを表現するツールなので正しい文法なのか、目の前のネイティブスピーカーが私のフランス語を認めてくれているのかなんてどうでもいいんじゃないかしら?いくら正しいフランス語を話したとしても中身が薄いよりも人間味を持って一生懸命自分を表現する方が熱心に聞いてくれる印象を受ける。まずは言いたいことありきだと思う、多少つたなくても活用が間違っていてもね。熱心さと情熱と多少のわかるよね?私の言いたいこと的な強引さのエネルギーは相手に伝わる、実地演習の結果報告でしたw

目標③ : 余裕をもって楽しめるレベル

私は現在勉強中のドイツ語がまだまだ発展途上なのでドイツ語圏に行くようになって思ったことがある。その言語が理解できないと周りの人の会話はノイズでしかなく、わかるようになるとBGM的に変わるということ。その国の言葉がわかるとその国の人の日常や街の表記が見えてくるので心に広がりを感じたり、あ~、この国の人はこんな感じなのかな?っていうのが見えるので更に楽しいし、愛着がわくというのか余裕でその瞬間を楽しむことができる。

私の個人的な意見としては、その国のローカル的なところやどんな感じの人なのか、そしてちょっとした会話をしてその街を経験するも含めた体験が現地訪問=世界中を庭のように優雅に遊ぶなのですよね。だからツアーガイドさんが連れて行ってくれて困った時や交渉はお願いできるお膳立てされている環境とか、ホテルからタクシーやバスで観光地&お買い物そして現地人と一言も会話さずは好みじゃない。現地の地下鉄体験は必ずするし(一般的なローカルの人がよくわかる場所と思う)、ガイドブックには載っていない穴場のお店やレストランを偶然発見もシャンデリア&大理石の優美な空間体験も大好き。その現地の言語が話せなくても英語でなんとかなる場合も多いからそれが可能。それが豊かさと自由自在と優雅さと私は定義してる。そうそう何語が一番推し?というのなら私は断然英語をおすすめします。英語勢力の広がりは侮れない、ベトナムの現地市場でもチェコのローカルカフェでも通じたもん。

実はネイティブレベル設定は曖昧で危うい/誰目線の語学習得なの?

ネイティブレベル設定を掲げていた私はふと気づいたんです。

ネイティブレベルって何ぞや?そして誰目線で私はその言語を操りたいのだ?

めちゃくちゃ雑で曖昧な設定だなって。恐らくその外国語の知識層を指しているのでしょうけれど、ネイティブってピンキリですからね。そして国家を司る政治家でもうっかり八兵衛でスペルや文法ミスでTwitter投稿しちゃったりしますから(誰かお付きの人投稿チェックしてあげたらいいのにね)ニッキー・サルコジ元大統領も表現やボキャとかの問題でDALF C2合格無理レベルって揶揄されてたの見たことある。そんなもんです(どんなもん?)

でね、最も考えるべきことは誰目線でその言語を学んでいるのかだと思うのです。例えば私のネイティブレベル設定の目線は、フランス人から認められたい、フランス人の仲間に入れて欲しい、はたまたフランス人になめられたくないから来ていたと気づいた。フランス人様が上、私めは下の構図そしてフランス人に受け入れられないと私には価値はないフランスには住まわせてはいただけないを勝手に築き上げていた模様。でも私は今はこう思う。私は私のためにフランス語を学んでいて、私の欲しいもの、望む体験を自由にゲットし実現するため、そしてフランス語圏の実地演習を軽やかに楽しむためのツールとしてフランス語を学んでいるって。他者の評価や反応よりも私の便宜や自由のため。そうなるとネイティブレベル設定は自然と消えて行った。

他人の評価を基準にすると実は曖昧で動くゴールポストのようになって後々苦しくなる。だってその評価する人によって変わるのでゴールがどんどん動いて翻弄されて疲労する可能性あり。そして実はフランス人はそんなにノン・ネイティブのフランス語レベルなんて気にしてないっぽい。会話が成立すればいいし、正しい文法かとかいちいち考えながら話してるとは思えない。だって会話をしてるんだもん、正しく話すのを採点される試験じゃないし。実地演習で私もうまく表現が出てこない時があるけれど、フレンチーマダムはサッバサバしてるんで

あのですね~、何て言ったらいいのかな?こうこうでこんな感じ??

なんて疑問風に説明すると、

えっ?何?こうなの?あっ、そうなの。こうこうこうって意味なのね。わかったわ。

なんてサクサク会話は流れていく。

フレンチームッシュは小さい事はスルー傾向なので、うひょひょって笑いながら

こうこうなんだね~、そうか~。でさ○○だよね?うひゃひゃ。

こちらもご機嫌に会話は続いてく。こんなもん (2回目登場のざっくりこんなもん)

みんなエアリーダーだし、細かい事なんて気にしてない、意外と気にしてるのは自分だけかも。フレンチー族は大抵相手にリスペクト持ってるし、柔軟そして度量が大きい。フランス人だけでなく他の国の人もそれぞれ似たような感覚をお持ちだと推測します。まともな大抵の人って本来愛溢れているのだから意味不明な人に出会ったら、あなたに残念賞を授与します!的な感じで華麗にスルーもたくましく世界で生きていく知恵かな。正しい文法か、相手になめられやしないか?とかあれこれ気にするよりも会話を楽しむためのツールと思って話した方が会話がはずむし楽しいひと時に違いない。人生は修行ではなく楽しむためにあるのですから♡

もしネイティブレベルじゃないと仲間にいれてあげないよ~とか見下したりジャッジしたり、前述のパン屋の店員みたいな対応をする人がいるのならその人の人間性や精神状態を疑った方がいいw 若干荒んでヤバ目の毎日をお過ごしのようで。まあ、頑張れ。

例えば逆を考えてみるとわかるんじゃないかしら?日本語を別の国の人が一生懸命話そうとしていてどう思います?私なら、

すごいな~、頑張ってるな~。うんうん、学ぶっていいよね。

こう思います。間違っても眉間にシワは寄せん (←根に持ってるw 16区のどっかのパン屋やったわ)

だからネイティブレベル設定をしている場合はそれがご自身のやりたい事で心地よいモチベーションならOKかなって思います。

外国語はツール。そこを心に留めておくと目標設定も学んでいく過程もブレずに快適で実りある世界遊びができるのではないかと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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