私の地雷を踏む男/事なかれ・我慢は禁物です

世界中を庭のように優雅に遊ぶ方法 海外暮らし日々徒然

みなさま、こんにちは。本日は先日本当に久しぶりに『この人マジ無理』って他人様に会った時に学んだことについてお話したいと思います。本当にこんな人に会ったのって何年ぶりだろう?ってくらいだったのでモヤモヤ感もどデカい級だったわ。

私は潜在意識を学んでいて、その基本『目の前に現れる現実はただ自分が普段から感じていること・信じていることを映し出している鏡である』を実践しているので、こういう人に会った時も他人を変えようとしたり、あの人が悪いという視点ではなく、常に自分の内側を見直すことをしています。以前は本当に、あの人が悪いとかあいつのせいで気分が悪いってやってた派w ちなみにいくら潜在意識を整えたと言っても私たちは一日に最大6万回の思考を行っているので完全にポジティブにはなれないし、人間は自分を守るという思考が強いためどちらかというとネガティブ寄りの思考に偏りがちなので完全にポジティブばかりの人生というのは無いと言えるのです。毎日が思考と感情を整える勝負日ね♪

潜在意識のざっくり説明記事と理解を深める本の紹介はこちらを見てね ☟

ひょんなことから人生初めてギアナ人と数日過ごすことになった。ギアナってフランスの海外領土なのでフランスにはいっぱいいます、彼らもフランス人に含まれるので。よく知っている人のお家滞在のプチ旅行だったので到着したら、会ったこともない彼がいた。事前に私たち夫婦は知らされておらず、あれー?って思いながら挨拶。まあ、ディナーを一緒にしに来たのかな?って思っていたら、いつになっても彼は帰らない。一緒にさほど広くもないアパートで共同生活開始(笑)この時点で私のザワザワ感始動。

この人誰?何でここにいるの?何で事前に説明がないの?何でずーっと一緒に過ごすことが決定しているの断りもなく

ホストの友人に聞いても曖昧な返事、彼が彼女の新しい彼氏で付き合い始めということと家がなく彼女の家に転がりこんだことは判明したが。なぜ私たちが来るとわかっていて共同生活なのかはごにょごにょと。おーい、ええんかい、それでw 事前に聞いていたら長期滞在はせずに、イヤ多分キャンセルしてたかもなあって思ってたんですよね。食事だけならまだしも、みっちり数日間共同生活はもうちょっとお互い知ってからにして頂戴。どうなんだろ、みなさまはこの状況での共同生活って余裕でできるんだろうか?でも私は無理派。

そしてこんなモヤモヤ感の中、彼が1回目の私の地雷を踏むことに。到着の日のディナー前にアペロ(食前酒を歓談しながら飲む習慣あり)の為、街を散歩していた時にケーキ屋さんがあってショーウィンドウをかわいいなあって見てたら、店に入って買おうと言う。

いや、かわいいし珍しいから見てるだけだから。今日はもう夕飯のケーキって作ってあるって言ってたよ。それで充分だし。そんなに食べれないでしょ。

いや、いいじゃん、買おうよ。人生は一度きりなんだから好きな物を食べればいいし、たくさん食べればいい。

いや、みんなが食べるならいいけど、私はそんなにたくさんは食べれないから。ほら、みんなは別にいらないって言ってるよ。

いいじゃん、買おうよ。選んで、これがいい?どれがいい?

押し問答が続き、買うまですっぽんの如く放してくれない。そして話を聞いてない。

俺の話を聞けぇぇぇ~(by クレイジーケンバンド、知ってる?) ←1回目

とりあえず買った、彼女が既におもてなしの料理を準備してくれていたにもかかわらず、その後も散策中いくつかお惣菜を買う彼。そして案の定食べきれず。夕食が22時開始で断っても食べろとブロイラーのように強制されるのでこの時点で私のお腹はパンパン。

翌日も彼がツアーガイドをするとついてきた。うん?私たちこの地は初めてじゃないからいらないよ、好きに回りたいって言っても聞かない。

俺の話を聞けぇぇぇ~ ←2回目

その後もちょっと言ったことについて、調べてYoutubeで長時間レクチャーを受けないといけなくなったり、アドバイスを勝手にしてくるグイグイ系の彼。

そして結果的に完全アウトの地雷を踏む彼。既に朝食を済ませたのちにこのパン屋のパン・オ・レザンがおいしいと買いに行った彼。そして私に勧めて来た。

もう、朝ごはんは済みました。もう食べれません。明日食べるから。

そんなこと言わずに、食べれるでしょ?人生は一度きりなんだから楽しまなきゃ。ほら、おいしそうでしょ?

いや、ホントに私はあまり普段は量を食べないの。昨日の晩御飯も残してたの見たでしょ?お腹の調子が良くないの。それに私は私が食べたいものを食べたい時に食べるから。

いや、ちょっとだけでも食べれるでしょ?日本人はたくさん食べるし、食べるの好きでしょ?

いや、私はそんなに食べないのよ。人によるでしょう?とにかくはいりません

わかった、じゃあ、4時頃におやつに食べればいい。

ずーっとこんな感じの会話が続く数日間。

俺の話を聞けぇぇぇ~ ←3回目

私ホントに誰かに命令というか、自分のすることを決められるとか、グイグイ来られるのが大嫌いなんですよ。しかも初対面のよく知りもしない人に求めてもないのに知ったかぶりアドバイスや一定ライン超えてグイグイ入って来られるのが大嫌い。多分一番嫌いなこと。パーソナルスペースがさほど狭くない方、好きな人には入室許可は出しますが。だから今、強制的な指令系統がないフリーランスで働いているわけで。自分のことは自分で決めるって生きてるわけでね。何で食べる時間まで決められないといかんの、お腹がいっぱいっていうのは私にしかわからんのに日本人はいっぱい食べるからとか決めつけられなあかんの、てか、日本人の何を知っているの?人生一度きりを謳い文句になんでブロイラーみたいに食べたくもないのに食べないといかんの、ってかそもそもアンタ誰?ってめちゃ久しぶりにイラっときたわ(笑)最大の地雷を踏んだ彼。

でもここで思った。この人は私の中の信念の鏡であるのなら、私の中にある本当は嫌だと思っている信念は何?って。

全てはホントの自分を出すとダメという自分は無価値がベースの投影
  • 私は命令されたり他人に決められるのが嫌いは自己中心的な考えと思ってる
  • はっきりという事で嫌われるのがイヤ(いい人でありたい)
  • 自己主張することでその場の雰囲気を崩したくない
  • 私が我慢することで全てはうまくいく(いい人でありたい)

本人に言っても全くラチがあかないので、とりあえずお旦那に言ってから、友人にも言う。しかし彼らは二人して、ギニア人ってあんな感じだからね、グイグイ他人のパーソナルスペースに入ってくる人たち。って言う。ちょっと大目に見てあげてってさ。

さあ、私はどうしたい?

とりあえず、言いたいことは言って、行きたい場所、買いたい物を全部急ピッチで済ませ早めに切り上げて帰って来た。言った日の夜はお葬式みたいなディナーだったけどw 不快な滞在を続ける意味はない。

でも、明らかに嫌がっている相手に強要するのは、ギニア人であろうが日本人であろうが関係ないし。ってか他人の話を聞かないってコミュ力皆無のエゴの塊。最初の違和感『何で事前断りもなくわけわからん人と数日間共同生活をしないといけないの?』を事なかれにした結果がこれ。地雷を踏まれても雰囲気を悪くしてはいけないから我慢しようって思った結果がこれ。ドMはもう卒業しよう。まだドM劇場が手放せてないって今回わかったわ。

私たちって本当に我慢の子なんですよね。特に日本人はそうかも。自分を犠牲にしてまで他人を思いやるとか列を乱してはならぬ、自分さえ我慢すれば大丈夫ってね。以前の記事で『和をもって尊し』がいいって言いましたが ☟

一定のラインを超えたなら言う時は言わないとだめだと思う、自分の精神的健康のためにも。これは自分の匙加減が必要となるけれど。もちろん言うならば感情的ではなく論理的に淡々とですが。そして相手との着地点を決めて、最終的には自分はどうしたいのか?を優先することが大事なのではないかな。相手にもグイグイ来る権利があるのなら、私にだって自分がしたいことを実行する権利がある対等な存在であるわけだから。本当に嫌なことはイヤなんです。それは仕方がない。

潜在意識的にも修正する必要がある、もしこうやって自分にとって心地よくない信念があるって彼は鏡として見せてくれているわけだから。周りのために我慢しても結果的に爆発するよ、我慢せずに正直に相手に言っても自分の価値は変わらないよってこと。自分を曲げてまで他人にナイスって思われなくってもいいんだよってこと。

不快ならば何で不快なのか、私はどういう理由で不快なのかを探ろう。大抵はホントの自分を見せたら嫌われる=無価値感もしくは他人に嫌われたくない=恐れ、我が儘を言ってはダメ、我慢をしないとダメ=無価値感にたどり着くから。丁寧に自分と対話をしていきましょうね♪

嫌な現実や嫌な人は単純に自分が潜在意識に指令を出している感情や信念が不快なものであるという目安でしかない。

あっ、私またドM劇場の主演女優だったな、てへ。

って気づき、修正をかけるきっかけでしかないのです。あいつが悪い、あの人のせいでではない。それをするとまた違う人が現れて同じような現実を気づくまで見せてくれるだけなので意味がありません。

人生は我慢するためにあるわけじゃない。自由に自分を表現して楽しむためにあるのですから♡

最後までお読みいただきありがとうございました。

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