フランスに入国後の滞在許可証1年目の手続きが何をすればいいのか曖昧だな。フランス語テストとか健康診断とか面談とかあるって聞いたけれど?不安だな~。
こういった疑問に答えます。
✓About Me ♡
フランス人と国際結婚をし、13年前に滞在許可証の手続きをしたことがあります。しかしあの頃は今みたいにオンライン登録なんてなかったし、フランス側もバタバタ&ヨレヨレ応対で私の書類を失くすという大失態。かなり不信感を抱きつつ手続き開始。今回は13年ぶりに果たして無事もらえるのでしょうか?
フランスに入国後に滞在許可証1年目のビザ有効化する
今回お話するのは、
の場合です。
滞在許可証の状況や事例は、
- 管轄所
- 担当者
- 時期
- 担当者のその日の気分←フランスこれ重要ね(笑)
によっても変わってくるので、全ての人のケースと同じとは限りません。こんな感じかなあという感覚でメモ程度に参考になればいいなと思って書いています。お役所手続きって本当に、
何があるのか不安~。情報も少ないし、予測できないし。
しかもあのフランスが相手だから。。。
ってなりませんか?私もそうだったので、先輩方が記してくれた体験談を読んで、不安やなんとなく像が見えたので助かりました。
OFIIに行ってみた♡なんてかわいくタイトルを書いてみましたが、カフェっぽい名前でも、
そんなかわいいおしゃれな所ではないですけれど、気分的にテンション上げてみた。私は行く前は半日はかかるからね!って召喚状に太字で書いてあって、
あ~、移動も含めてほぼ1日潰れる、面倒くさいなあ。
って思ってましたが、実際行ってみて、
- みんな親切で丁寧
- ちゃんとオーガナイズされてる
- 待ち時間も少なかった
- 手際もいい
- 2時間30分くらいで終わった
ので結構、楽しかったです、OFII訪問。だから少しでも不安な方がちょっとでも楽になればいいな~なんてそういう思いで書いてます。
まずはOFIIにオンラインでビザを登録して有効化する
OFII(Office Français de l’immigration et de l’intégration)に入国後3か月以内にサイトから保有ビザを登録する。
この登録で事前に持っていたビザ(VLS-TS Vie Privée et Famille)が有効化されます。
登録方法は、左のJe valide mon VLS-TSからスタート👇
その後の手順がしっかり明記されているのでその通りにすれば大丈夫です。ここではポイントだけお伝えしますね。
入国日は私のように、ヨーロッパから車で入国した場合は、入国スタンプがないので実質暮らし始めた日でOKです。証明書がなくても今は申告制のようで、確認作業はありませんでした。
【フランス滞在許可証】OFIIから召喚状が届くまで/当日の持ち物の準備
申請日から3週間後にOFIIからメールでConvocation召喚状が届く
その後3日後に郵送でも同じ書類が届く
その召喚状には3週間後に下記の書類を持って、OFII Reimsに来るようにと書いてありました。
その召喚状には
と記載されていました。OFIIの召喚日までこれらの書類を準備して待ちましょう。
予防接種の記録について、ドクターに予防接種の証明持ってる?って聞かれて、『日本語のなら持ってますけど』って言ったら、『フランス語の証明書じゃないんだ。まっ、いいよ。証明書はナシっと。』って瞬殺で会話は終わりました。そんなに重要じゃないのかな。。。。
そして、これに加えて、面談の時に判明した持ち物はDELF/DALFやTCFやTEFなどのディプロムやテスト結果を持っていればその結果のコピーを持っていくといい。
当日のテスト結果と面談で義務のフランス語コースに通わなければならないのかを判断されますが、
ディプロムなどを持っているとその結果の裏付けになるので、データベースに入れておくわ~。
って言っておられました。私は当日持っていかなかったので、後日担当者さんにメールで送ることになりました。
当日の流れとどんなことをしたのかの概要
召喚状に
朝8時30分に提携クリニックで肺のレントゲン撮影
朝9時にOFIIに戻ってきてフランス語の試験
って書いてあって、
いや、クリニックとOFIIって普通に歩いたら20分離れてるし、
バスも頻繁に走ってないから絶対間に合わないって。
って無茶ぶりスケジュールのOFIIさん。そのざっくりスケジュールの理由は行ってみてわかった
- 参加人数が少ない(パリとかみたいに大所帯ではない)
- 午前中組(8時半スタート組と9時スタート組)の合計15人弱を2グループに分けて回している
そして、もう一つ試験を一斉スタートとかじゃなく、着いた人から順番に始めるフリースタイルだからでした。
その① : クリニックで肺のレントゲンを撮る
Reimsの場合、OFII内にレントゲン設備がないので、OFIIから徒歩20分離れたクリニックで撮影して、レントゲン写真を受付で受け取ってOFIIへ行く。クリニックなので、
だったので、行く前は他の方の体験談で下着姿で廊下で待たされたというのを読んでテンション下がり気味でしたが、助かりました。
その② : フランス語の筆記試験を受ける
回答時間は20分
申請書の書き方など日常的に使うであろうフォームなどを題材にした筆記試験。裏表の問題で3枚程度だったかな。
その③ : ドクターの問診
おじいさんドクターとは
服を着たままだったので良かった~。ここでドクターが発行してくれるCertificat de Contrôle Medicalは自分用とあともう1枚=2年目の滞在許可証の申請時にいるらしいので大事に保管しておきましょう。
その④ : フランス語スピーキングチェックを兼ねた個人面談
人によって所要時間は異なるようです。私は15分くらいでしたが、お隣のお兄さんは30分くらいしてました。面談の内容は以下こんな感じです👇
✓フランス語のディプロムを持っているか?
筆記試験の結果から見て、義務のフランス語コースはいらないから、ディプロムとかのコピーがあったらデータベースに証拠として入れるから頂戴♡って話でした。最初にも書いた通り、お持ちの方はコピーを念のため持参しておくといいかもです。
✓2年目からの滞在許可証の手続きについて
ビザVLS-TSに記載されている有効期限が切れる3か月前から県庁で申請すること。
✓学歴
日本の学歴のみかとか専攻などを聞かれました。
✓職歴
どんな分野で働いていたのか?
海外で働いたことはあるか?
など。
✓これからの仕事のビジョンについて
今、家で働く準備をしています。
そうよね~。今までの職歴とかを活かして働いたらいいわねえ。
って結構肯定的でした。このご時世ですよね、家で働く人が多くなったから。もっとグイグイ働きなさいどこか企業でって言われるかと思った(笑)
まあ、とりあえず、もしどこかで働きたいなと思ったら、pôle emploi(職安)に登録したらきっと見つかるわよ~。
って、意外にスルーな感じで無理強いはしないって感じでした。
✓4日間のフランスを学ぶ Formation Civiqueの予約
空いてる日が1か月後らしいので、3日分の予約をすぐにしてもらいました。
✓趣味
いきなり、最後の質問が、
ところで趣味は何?
って聞かれて、一瞬、は????今、なぜここでその質問?ってなりました。質問わからなかったのかと思われて、
お家でできる何か好きな事とかあるの?
って表現変えて聞かれたので、
ヨガのライセンス持ってるから、リラックスと健康維持のためにヨガするって感じですかね。
って言ったら、
ヨガっていいわよねっ!私もやってみたい。
ってヨガの話で面談は終わっていきましたとさ。余談ですが、フランス人女性はヨガの話をするとすごく食いついてくる人が多いんですよね。だから、初対面の人に話振られて話題に困ったらヨガの話をするといいかも(笑)
心配しないでも大丈夫/フランス滞在許可証の為のビザの有効化を忘れないでね
国が変わると未知の世界の話のようで不安になることも多いと思います。とにかく、フランス入国後3か月以内にオンラインでビザを有効化するということを忘れずしてから、とりあえずOFIIからの連絡を待ちましょう。あとは必要書類を集めて、当日ゆったりした気持ちでOFIIへ訪問。この記事がなんとなくそのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。