【フランス語】フランス音楽でリスニングも語彙も発音も圧倒的に良くなる

【フランス語】フランス音楽でリスニングも語彙も発音も圧倒的に良くなる フランス語

フランス語のリスニング力をもっと伸ばしたいし、語彙数も増やしたい。
発音もうまくなりたいし、やるなら楽しくがいいなあ。
おすすめの歌手はいるかな?

こういった疑問に答えます。

About Me♡

イギリス留学で出会ったフランス人と国際結婚。日本へ出たり入ったりの生活をしています。
イギリス→フランス→ベルギー→現在フランス在住。仏検準1級、DELF B2保持。
フランス語学習は通学、通訳学校、カフェレッスン、オンラインレッスン、通信教育などありとあらゆる方法を試した元フランス語学習ジプシーです。

【フランス語】音楽を聴けばリスニングも語彙も発音も伸びる5つの理由

その① : 日常会話で使われる語彙を学べる

歌詞の中に含まれている単語は通常、日常会話で使われる単語が多いです。聞いてるうちに、

この単語知らないわ、調べてみようっと。

どんどん日常会話に使う語彙数が自然に楽しく歌いながら増えていきます。

その② : リエゾン・アンシェヌマンが聞き取れるようになるから

メロディーに乗りながら、アンシェヌマンやリエゾンをさらっと歌ってくれてるので、最初はふーん、だったのが、しばらく聞き流してると、

ちょっとなによ?今の何て単語?スペルを書き起こしてみたら、なんとびっくり2つの単語だったのよ~!

そんな具合に衝撃となって、どんな時にリエゾンなのかなど本当に勝手に口について出てきます。←私が経験者♡

アンシェヌマンEnchaînement=前の単語にある最後の子音と後ろの単語の最初の母音が繋がって発音される。例えばIl estはイル エではなく、イレと発音する。

リエゾン Liaison =母音で始まる単語が前の単語とつながって発音する。本来発音しなくてよかった前の単語の最後の子音が発音されるようになる。
例えば、dans un moisはダン アン モワではなく、ダン ザン モワと発音する。

その③ : 様々な発音とスピードに耳が慣れるから

いろいろな地方の歌手がいるので、楽しく聞きながら、

あっ、この人聞き取りやすい~!あ~、この人Rの発音すごく強いな~。

など様々な発音の癖が耳が勝手に慣れてきます。歌って曲調によって、

  • スピード早い
  • はっきり発音していない
  • 抑揚がついている

など通常のペースの会話に慣れるのでいいんですよね。

その④ : 発音がネイティブの発音になる

聞き取れない単語は発音できないと私はずーっと語学を勉強し始めた頃から先生に言われて、今になって思います。聞き取れるとちゃんと発音できるようになります。最初はうまくできなくっても、耳で聞いた音声を実際自分の口で発音できるようになるとネイティブの発音に近づけます。

その⑤ : 楽しく学べるから

私はフランス語通訳の学校に行っていた時に、

  • ニュース音声や記事
  • 学術書
  • 科学雑誌
  • 政治討論のテレビ番組

とかを見て学びました。確かにフランス語力はぐっと伸びたので感謝はしております。でもね、正直なところ、楽しくなくっちゃテンション上がらない=フランス語学習がイヤになる
この先長―い道のりですよ、フランス語学習は。終わりなき旅ですから。楽しく学んだ方が、いい思い出とともに学べるし、テンション上がります。だから陽気な音楽に乗って、歌詞を聞いて、一緒に歌ってをした方が長続きします、絶対に。

音楽を使ったフランス語力を上げる3つのステップ

ステップ① : 最初は聞き流しOKです

最初の方は聞き流しでいいと思います。

何言ってるかわかんなーい!

そう思っていても、少しずつ耳が慣れてきて、次第に

あれ?いくつか単語が聞き取れる。

って時期がやって来ます。

ステップ② : 歌詞カード登場

ちょっとずつ単語がポツポツ聞き取れてきたなという段階に入ったら、ここで歌詞カードの登場。
歌詞カードないわっていう方は今はインターネットで大半が見れちゃう便利な世界。

Google先生などの検索エンジンで

『歌手名 曲名 paroles』   (paroles=歌詞)

で探すと出てきますよ。それを見ながら聞いてみましょう。

あ~、こんなこと言ってたんだ。ここでリエゾンしてるんだ。
この単語って何だろう?

なんていろいろと発見したり、調べてみたりしてフランス語力として貯金していきましょう。

ステップ③ : さあ、一緒に歌ってみよう

ここで、一緒に歌って、発音を身に付けましょう。発音だけじゃなく、リズムもイントネーションも実は音楽を聴いて習うのにいいんですよね。例えば、よーく聞いてみてください。冠詞(duとかleとか)は音が短く弱く、曲の中でテンポが取られていて、ほぼ聞こえない場合が多いです。通常会話をしている時duを強調しては発音しないですよね?もっと大事な固有名詞や動詞を強調するはずです。こうやって自然とどこにイントネーションを合わせて発音すればいいのかがわかるようになります。

【私がおすすめ】楽しく聞けるフランス人歌手3選をご紹介

フランス人の趣味が暗めなのか?フランス語のボソボソ目の発音だからか(←ディスってません、笑)なんか陽気な音楽って結構限られてくるなあと思いながら、陽気なポップス好きの私が楽しく歌って聞けるフレンチポップスを選ばせていただきました。よかったら一度聴いてみてくださいね。

その① : ZAZ (ザーズ)

フランス人歌手ながらも、結構世界中でブレークした女性歌手のZAZ。デビュー当時はエディット・ピアフの再来なんて言われてました。歌がとにかく上手で、音楽のジャンルはフランスのシャンソンっぽいものからジャズやラテンっぽい要素まで入っていて聴きごたえあり。発音もクリアで聞き取りやすいです。

その② : Zazie (ザジ)

先程のZazと混同しそうな、名前ですが、Zazieです。私がフランス語を勉強を始めた頃、パリの語学学校の担任の先生が、聞き取りやすい歌手リストに入れておられました。もう長年のキャリアを誇る Zazieお姉さん、まだまだ現役で音楽フェスなどに登場されてます。基本穏やかな歌い口調なので聞き取りやすい。

その③ : Louane (ルアンヌ)

まだまだ20代の若いLouaneちゃん。本当にフレッシュさんでポップでかわいらしいです。女優さんでもあり、セザール賞を受賞したことがあります。Rの音が比較的弱めなので一緒に歌うのに楽です(笑)

音楽を通して楽しくいろいろな勉強法が広がる

私の経験上、楽しく学べば速く、長く続くと思うので、どうせなら、音楽に乗って、一緒に歌って発音を真似て、聞き取りの練習をして、語彙を調べてということが音楽を通して可能だということをお伝えしたくてこの記事を書きました。この記事がフランス語学習をしている方の役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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