【体験】フランスのスーパーの食品選びは栄養スコアに脅され翻弄される

フランスのスーパーの食品選びは栄養スコアに脅され翻弄される フランス生活

フランスのスーパーマーケットの食品は栄養評価のスコアが一目でわかるんだよ

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そうなの便利ね。どんな食品が評価が高いのかしら?

フランスのスーパーマーケットで食品には、

一目で栄養価が高いかどうかを判断する表示があるのをご存知ですか?

本日は消費者にとってより健康的な食品選びの参考となっている

Nutri Score (栄養評価スコア)について解説します。

About Me ♡

ベルギー・ブリュッセルからフランスの北東部に一時停留中。13年前に同じ地方に住んでいて久しぶりにこの地に戻ってきました。
グルメの国、ファッションの国、美容の国、独特のフランス人気質など定期的にリアルフランス小都市生活をレポートしていきます。

フランスのスーパーの食品選びは栄養スコアに脅され翻弄される

私たちはフランスでのお買い物は大手スーパーマーケットを利用しているのですが、フランスはNutri Score(栄養スコア)なるものが表示された商品が目立ちます。Nutri Score(栄養スコア)はAからEまでの5段階評価で、信号機のように

A青 めっちゃいいですよ~

B黄緑 ほぼいい感じ

C黄色 普通かな

Dオレンジ 普通より下

E赤 よくない(悪いって書く語弊がありそうですので、控えます)

その食品が健康にいいかどうかを判断する評価をわかりやすく示したものです。ベルギーに住んでいた時にもなんとなーく気づいていた、ちらほらこの表示。でもベルギーはさほど普及してなかったんで気にしてなかったのです。しかし、いざNutri Score(栄養評価スコア)があちこちについていると購入の際に

これホント体に良くないけど本当に買うの?まあ、正直言うけど評価Eだけどね。。。

そう言われてるようで、半ば脅し感覚で買うかためらう時あり。。。。しかも今までよく買っていた食品が

えっ?これ評価悪い。。。あんまりぱっとしなかったけど評価高いね。

そんなディスカバリーありで購入する判断基準になっているのは確かです。

つまりフランススーパーの食品にある栄養評価スコアって何?

2016年にフランス政府がNutri Score(栄養スコア)を導入を開始しました。

導入の目
  • 消費者が見て健康的なものを選択できるように
  • 心臓病・肥満・糖尿病の予防対策に役立てるため

栄養評価のスコアは

いい評価にある商品の傾向
  • フルーツ・野菜
  • 豆類や油糧種子を使用
  • 食物繊維を含む
  • タンパク質を含む

悪い評価にある商品の傾向
  • カロリーが高い
  • 糖分が高い
  • 塩分が高い
  • 飽和脂肪酸が多い

これらの基準で決められています。今ではフランスだけではなく、ヨーロッパ圏に広がりつつあるこの評価システム。一部では、添加物については考慮されてない!なんて批判もあるようです。

【フランススーパー実況】どんな食品が栄養評価が高い?スコアを見てみましょう

その① : 卵

最近買った2つとも評価Aでした。A以外って見かけないような。。。

その② : カットサラダ

カットサラダもA。これもA以外見たことない。

その③ : 全粒粉の食パン

これは結構甘い味なのですごい意外だったんですけれど、評価A!サンドイッチ用に買ってたんですけれど、確かに“Sans sucres ajoutés”(=砂糖不使用!)が売りで表記されてますね。

その④ : カニカマっぽいやつ(笑)

カニカマみたいなのがフランスにもあります。Surimi(スリミ=すり身)と呼ばれています。意外にも評価Bでいい感じです。カニ風味が欲しかったんですけれど、今回はロブスター風味しかありませんでした。一見、体によくなさそうなんですけれど、これ保存料、着色料、着香料不使用なのでたまに買います。

その⑤ : ポテトチップス

評価はCです。フランスはポテトチップスは、「ひまわり油使ってるよ!」とパーム油を使っている商品と差をつけて売り出し中!が今の流行りなんですよね。

その⑥ : ブラウニーケーキ

スコアは想定内のD評価。砂糖、脂質、カロリー高いの3拍子ですからね。。。

女性の身体に最強にいいオートミールはもちろん評価A!気になったあなた向けのリンクです

その⑦ : クロワッサン

評価はDです。朝さっと食べれるからってちょっと考えないといけないかも。先ほどの評価Aの全粒粉の食パンと差が出ちゃいました。

フランスのスーパーでの食品選びは評価を基準にバランスよく選ぶ

評価Eがさっと見たところ見当たりませんでした。あくまでも目安とは言え、評価が低いと、

この商品の売り上げに影響がないなのかな?

企業側のデメリットが心配になりますが。今のところ表示は義務ではないので、全部に表示されているわけではありません。消費者にとっては健康な商品がわかりやすいので助かりますが、私は時に評価が低いもの、例えばお菓子などを手にとって、どうする~、食べたい~、でも~と商品を片手に葛藤しています。あくまでも健康的な食生活の目安なので、バランスよく、時には甘いものもいいではないかと思いながら買っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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