海外でご活躍される皆様へ/3カ国居住&海外放浪癖の私の気づき
みなさま、こんにちは。本日は海外生活なうや海外生活をしてみたいとか興味があるいう『海外でご活躍される皆様』向けにホントいろんな国の人と関わり、海外実地研修 (ズカズカ地域密着で自分の足で歩く旅) イギリス、フランス、ベルギーで培って最近ではもう悟りの境地になってきた私が思う世界中で無敵メンタルで自分のしたいことをして楽しい世界お遊びをというお話をしたいと思います。
以前書いた記事のアップデート版。人間とは学び進化するものですからね、考え方も気づきも倍々ゲームでございます ☟
正直メンタルの強さが海外生活で試されるというのはその国での環境や立場によっても度合いや強度は変わって来ると思います。あまり現地人と絡みがない境遇の方 (企業等頼れるスポンサーがいる方) や芸能人の海外暮らしや特権階級に所属の方 (周りがなんとかしてくれますからね、お金で解決できるし)などはあまり関係ない。しかーし、私は一般人であり、普通に生活をしている身で現地人に混ざりどっぷりと日々の生活を暮らしておりますのでそういう方向けに役立つのではないかなと思い記します。
最初のフランス滞在でメンタル壊しかけた私が今同じフランスで元気にそしてやりたいことは全部する♪ってあれこれと時間が足りないくらい夢中になって生きているのには今からご説明する無敵メンタルの境地に至ったからでもあります。
それでは早速いってみよう♪
私が思う無敵メンタルに必須なスタンス5つ
その① : 景色が変わっても自分自身は何一つ変えない
住む国が変わるたびにその国のいけてる路線とかみんながやってる路線に変えようと頑張ることは確実に自分を見失います。以前書いたけれど私はこれを海外かぶれと定義しています ☟
素敵だなと思うのならば真似をすればいいし、取り入れればいいと思いますけど、結構なんとなーく、よくわかってないけどなんかこの国の人がしてるっぽいから的な発想で追随してる人いるかも。
人それぞれ持ってる資質が違うし、好みも違う。心地よさを感じるスタンスやポイントも違う。歩んで来た道も違えば (外国ならなおさら日本と大きく異なる)、信念も違う。自分の美しいと感じることやしたいなと思うことが周りと大きく違うこともある。
私団体行動が苦手なのとダラダラと意味のない話をするのが苦手で。そして興味のない話ならなおさら意識がどこかへぶっ飛んでしまうんですw フランス文化の一つにランチ会とかアペロとか集まって長丁場で話す機会もあるんですが (時に8時間耐久レースもあり)、最初は参加してましたけど最近は参加メンツのプロフィールを聞いて (主にその人の経歴やキャラ)面白そうとか、興味あるとか、その会合のメリットが私にあるのかという判断で参加を決めております。だってダラダラ知らない人の親戚や近所の人やはたまた昔の話や政治のうんちくを聞かされてもふーんとしか思わないんだもん、でも興味がある人にはめちゃ質問する。すみませんコミュ障気味でw でも私は今は自分の快適に一点集中してるんでご機嫌です。
自分を隠したり、好みを曲げたりして周りに寄せていく、他のモノになるというのは心のバランスを崩すので絶対にしない方がよろしいかと。国という背景が変わってもなんら自分は変わらない。このスタンスでいきましょう。
その② : 自分の持ってる素材・資質をフルに活かす
これらをしっかりと把握して、有効活用していく。おしゃれや流行りのファッションも自分に合っているなと思うのなら取り入れればいいけれど、私たち日本人の肌色や骨格や雰囲気って大きく異なるからそれがしっくりくるかはわからない。そこはちゃんと自分の素材を見極めて、チャームポイントを知ることでうまくいく。
資質も同じ。日本での文化的背景から得たベースもそうだし、ご自身が今まで歩んで来た道で得た経験や気づきなどをフルに活かしていく。そのためにはちゃんと自分自身を100%知るということが大事。あなた自身があなたブランドの広告塔です。
その③ : 自分の定義・信念・軸をしっかりと持つ
この間、自分なりの定義をちゃんと持つことでちょっと荒波が来てもブレずに自分自身の人生の舵取りができますよという話をしたのですが ☟
しっかりと定義や信念といった私の譲れないポイントみたいなものを持っておくとそれを基軸として毎日を過ごしていけるので無駄なことに囚われずやりたいことに集中できます。
今回のフランス滞在当初の私はよくフレンチーに翻弄されててなんか取り乱してた時期がある。初回滞在許可書の更新のジャパ・ザ・ハットみたいな巨大担当女子に煽られて言い合いになってみたり、スーパーの肉売り場でマスカラがまともに塗れない女子と言い合いになったり。ブロンドのまつ毛なのに黒マスカラを根本から塗らないしダマになってるからそれ目元をくっきりするマスカラの意味がないだろー、コームを通せよって思ってハッと我に返った。
私の美しさの定義&信念『私の世界は甘くて・優美』どこいった?太ってるのに更にクッキー食べながら対応するジャバと対戦するのが優美?スーパーの肉売り場=庶民の憩いの場スーパーでマスカラ女と言い合うのが私の優美な世界=イメージはウィーンのグロリエッテの丘なのか?フレンチーとの決戦に巻き込まれていたあの頃が恥ずかしい。
しっかりと自分の望む世界観は何なのかを明確にしましょう。ズレたらシュルシュルシュルってそこへ戻るだけです。
その④ : 目的地をしっかりと見据える
海外生活も慣れて来ると新鮮味もなくなってきますからね。目的地=したいことなんてのも思う事もなくなる。でも、ここはあえておすすめしたい。あなたは海外に何をしに来たんだっけ?何をしたかったんだっけ?この目的地がいろいろと不可解なことが起こる海外そして何でそうなんの的なキャラの人々との遭遇でも、そんなのは雑魚キャラで雑魚イベント。私の目的地には関係ないとまっすぐ前を向いて精神的ダメージも最小に。
目的地は別に世界征服とか企業オーナーになるとかの野望じゃなくてもよくて、ご自身がやってみたいなレベルでいい。大きいのがないのなら小さいことからコツコツと。
私の場合はこの広い世界をよく遊びよく学べなのでこうやって得た知恵を発信して誰かのインスピレーションになればいいなと思ってるし、仕事も順調、人間関係も順調、趣味も満喫というバランスの取れた生活をしながらまだまだ遊び足りないのでいろんなものを見て、体験したいと思っております。それしか興味がない。
目的地なき旅は放浪記になり周りの人や出来事に翻弄されますからね。
その⑤ : 日本人として持っているものに気づく
いったん海外に出たり、知り始めるとなんだか日本と比較する傾向。いい方ならいいんですけど、よくわかってないのにディスるベクトルはちょっと見直した方がいいなって私は気づいた。私は日本大好きですけどやはりここはちょっとなという点はあるけれど、それ以上に日本で生まれ育って身に付けて来たものってたくさんある。
どれもtoo muchになるとだめなのだけれど、これらは日本人が自然とできること。あまりにも自然すぎて海外に出るまで気づかなかった。
人や状況を読む力や汲み取る力でモノ作りができる。サービスができる。周りを不快にしないように気遣える。いいモノって改善に改善を重ねないと出てこないから、繊細な感覚で見て行かないとできないと思う。ざっくりバーンこれでどうだ?いけてるだろ?グイグイ的な感覚では無理 (どこの国とは言いませんw)こないだ道でモデルみたいなブロンドガールが犬と颯爽と歩いてたんですけれど、犬のお尻拭いたティッシュをぽいって道に捨ててドン引きした。その基本マナーと気遣い。。。そういう公共の場での振る舞いって自然に出るものだからさ。今まで身に付けて来たものだからね、そう簡単には直せない。
私たち日本人って意外と癒しの神なのかもよ。穏やかさというのか。自然と調和を取るという姿勢が身に付いている。みんながみんな個人主義で自分の意見を言うだけだったら話がまとまんない。そして個人主義が全てではなく全体をちゃんと見渡して平穏である役割の人がいないと気づきはないし、新しい視点は生まれない。異なるものがないと気づきもないし発展はしないから。こないだフランスで新しくできた本屋に行ったら『癒しの精神世界コーナー』みたいな場所が結構大きくて草。
ZEN (禅=フランス人的に癒しというか落ち着いた精神みたいな意義)ってタイトルの本めちゃ多いな。そりゃあんだけ感情込めて生きてたら精神ジェットコースターだわ。
言いたいことを言わない静かさは違うと思うけど、いちいち何かあったらみんなでキーッとなり、興奮し、ワーッとなる。周りを巻き込んでアップダウンをしない日本人は穏やかさの神♡それをガンガン活かしてこ。持っているものを最大限に活かしましょ。
最後までお読みいただきありがとうございます。