フランスやベルギーで日本人である私が仕事をしようと思うけれどフランス語だけで大丈夫?最近の求人の傾向はどうなの?やっぱり英語も話せた方が仕事は見つかりやすいかな?
フランスやベルギーのフランス語圏で日本人が仕事を見つけるのに必要な言語が知りたい。フランス語だけでいける?英語は必須かな?こういった疑問に答えます。
✓About me ♡
イギリス留学を機に、日本へ出たり入ったりの生活をしています。イギリス→フランス→ベルギー→現在フランス在住。転職回数は国内外合わせて軽く6回は超えているので転職活動のノウハウはかなりあると自負しています。面接も今までおそらく25社以上は受けてるんじゃないかなあ。。といううっすら記憶がある。多くて覚えてない。
【フランス/ベルギー】今どきのフランス語圏での日本人の仕事はフランス語だけじゃダメ?
ベルギー・ブリュッセルで就職活動を経験して、10年以上ぶりにフランスに戻ってきて感じること
やはり時代の流れには逆らえないね。刻々と転職マーケットも変わってる。
ブリュッセルはEUやNATOなどの本部がある影響もあり、外国人居住者がかなり多く、地域によっては英語やオランダ語そして他言語を聞く方が多い。お店も英語が通じる。
パリもずっと昔は英語で話すのがある意味タブー(笑)的な雰囲気を醸し出していた感じだったけど、今やお店など行っても自ら英語で話しかけてくれる人もいる変わりよう。
時は勝手に流れてる~、前へ進んでいる。だからこの変化に柔軟に対応するとより快適に過ごせるようになるのは生きていく上での知恵です。この傾向はもちろんお仕事探しにも影響が。
フランスだからフランス語で充分でしょ!?
さて、この考え方は今でも通用するのか?転職は朝飯前の転職活動の達人(←Me!)が経験からお話してみたいと思います。
最近のフランス/ベルギーの仕事で日本人が求められている言語の傾向
フランス・パリ編
10年以上前にフランスで転職活動をしていた頃は、人材紹介会社でも、某企業に面接に行った時も
英語が話せてもね。ここはフランスなのよ、ふん。
といった英語は別にどっちでもいい的な扱いで、当時英語しか話せなかった私は肩身が狭い思いをしたのを覚えてます。玉砕か~ら~の凹むの連続(笑)でも、フランスもそうは言ってられなくなったのね~。とここ近年の求人傾向を見て思います。やはり英語が世界共通言語になっている現実は否めない。というわけで、フランスは
- 日系の一般企業
- 大使館などの公的機関
で働くアシスタント職などを含めバックオフィス職は日仏英語が求められている傾向にあります。日本語+ビジネスレベルの仏語だけの仕事案件もちらほら見受けられますが、日本語+ビジネスレベルの仏語とビジネスレベルの英語のコンビが増えているようです。
短期のサポート要員はそれほど高い語学力は求められておらず、日仏語だけでいいという感じ。
ベルギー・ブリュッセル編
ベルギーも首都圏ブリュッセルにおいてはフランス・パリと同じ傾向です。大使館などの公的機関は日本語+ビジネスレベルの仏語とビジネスレベルの英語が必要。しかし、パリと違うのは、日系の一般企業の中には日本語+ビジネスレベルの英語でOKという案件がちらほら見られます。マネジメントクラスだと、日本語+ビジネスレベルの英語でも可というのも少なからずあり。
ベルギーはオランダ語も公用語ですが、ブリュッセルでは日本人の仕事の案件ではオランダ語よりもフランス語の方が求人数が多い傾向にあり。
【結論】フランス語に英語をプラスで仕事の選択肢も増えて軽やかに戦いやすくなる
フランス、ベルギーともやはりフランス語に加えて、ビジネスレベルの英語力があると日本人は仕事を探す時に戦いやすくなる。これが私の結論です。フランス語を磨くと同時にビジネスレベルの英語力もしっかりと身に付けていくと、
- 応募できる求人が増える
- 仕事の選択肢が増える
- 語学問題で足切りがない
これらのメリットがあります。
ブリュッセルで公的機関の求人に、『仏語英語堪能』と曖昧な表記で書かれていたので担当の方に目安を聞いたことがあります。B2レベルくらいが目安とのことでした。
書類選考に通過できるようにフランス語の証明とともに英語力を証明するテストのどれかを取得しておくといいですね。フランス語も英語も大変ですけれど楽しんで着実に身に付けていきましょう。
参考までに楽しんで効率的に勉強できる方法のリンクを貼っておきますね。ガンバロ♡
フランス語圏にて転職をご希望の方は参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。