ヨーロッパと北米の違いってあるのかな？
欧米って日本では言うから一緒だよね？
こういった疑問に答えます。
✓About Me ♡
イギリス留学を機に日本へ出たり入ったりの生活をしています。イギリス→フランス→ベルギー→現在フランス在住。旅行も趣味で北米やアジア諸国、ヨーロッパそして日本国内旅行も大好きでいろいろ行きたい、見たい、体験したいの好奇心の塊です。
ヨーロッパと北米の決定的な違いはあるのか？
日本ではヨーロッパもアメリカもカナダもひとくくりで欧米では～、欧米人は～と言われていますが、欧州＝ヨーロッパと北米＝アメリカ＆カナダは全くもって別物と考えた方がよさそうです。というのも、
これらが全くもって違うから。昔、私もずーっと生粋のアメリカ人とフランス人は一緒と思っておりましたが、すみません！って感じで、今は雰囲気でわかります。もちろんヨーロッパ内はたくさん国があるのでその中でもそれぞれのキャラがあり、ラテン系とか中欧とかイギリスとか北欧は全くもってそれぞれキャラが違うのであくまでもヨーロッパVS北米をざっくり比較でいこうと思います。ちなみに、
この経験をベースに好き勝手比較しちゃいまーす。
【ヨーロッパVS北米】私が感じた違い３つをまとめました
その① : 陰と陽
もちろんヨーロッパが陰、北米が陽
陰のヨーロッパ
イメージカラー：グレーとかちょっとくすんだ秋冬色
社会全体の雰囲気：心なしか、いや明らかに影があるなんか切ないというか、日陰というか、はっきりしない感じ。
人間の基本キャラ：ちょっと斜めというか小難しいというか。
陽の北米
イメージカラー：赤とかの原色
社会全体の雰囲気：何故かあっけらかーんとしている。太陽が似合う、蔓延の笑みが似合う
人間の基本キャラ：一目で気持ちがわかりやすい傾向初対面からフレンドリー
今、テレビでアメリカ大統領選キャンペーンの報道を見る機会があるのですが、『ヒューヒュー』『フーフー』っていうこぶし挙げて応援するノリ（←わかります？）これが本当に北米のノリを全て物語ってるなと感心して見ています。ヨーロッパではをあまり見かけないですからね。なんだか静かに小さくイエイ！的なノリです。このアメリカのキャンペーンを見ていて、お祭りだな、楽しそうだなって思います。
その② : 静と動
もちろんヨーロッパが静、北米が動。これはもっぱら人間の行動について言えることなのですが、
静のヨーロッパ
イメージ：ウォータークラウン（水滴の波紋）👇
音を立てず、すーっとイエス・キリストが水面を歩く感じの動作（←わかります？アゲイン）あまり、テキパキせずにそーっといかにエレガントに動くかに力を注ぐ。その一方で、
動の北米
イメージ：サーフィンのビッグウェーブ👇
ダイナミックにキレっキレの動き。大きく、力強く、明るくハキハキとが基本。土地が広いからか、全てがスケールが大きく見えます。
その③ : 伝統とイノベーション
もちろんヨーロッパが伝統、北米がイノベーション
伝統のヨーロッパ
王室や階級の影響が根強く残るヨーロッパ、全てにおいて大きく変更するというより、前例や伝統を守り、一部の階級を保護するために社会システムが回ってる感があり。保守的で安全パイを狙っている傾向が。
- １７３０年創業のパリで最も古いパティスリー『STOHRER』（ストレー）
- １７０７年創業のロンドンの百貨店『FORTNUM&MASON』（フォートナム＆メイソン）
- １７９４年創業のウィーンのカフェ『Cafe Mozart』（カフェ モーツァルト）
といった老舗と言われるものが今だ健在し安定して人気なのがヨーロッパ。
その一方で、
イノベーションの北米
歴史が浅いと言われる北米。でも、世界規模でいち早く広がるサービス、例えば
- Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSサービス
- Amazonなどの流通サービス
- マクドナルドやStarbucksなどのファストフード系チェーン店
などの開発や立ち上げは北米であることが多いです。今までになかったけどあったらいいよね♪サービス系を生み出すアイディア力と、それを実行に移すのは北米の方が早く軽やかにできる環境なのでしょうかね？
欧州と北米は全く別物である/それぞれの違いが魅力的
欧米とは言えども、これだけ違うとひとまとめにするのは失礼かなと思いませんか？エレガンスとダイナミズムという真逆を行く両者。昔のものをうまく利用して現代につなげているヨーロッパ。新しいものを生み出す力とスピード感の北米。私はどちらも大好きです。またアメリカとかカナダにお邪魔したいな～。この記事が読んでくださったみなさまのインスピレーションや考えるきっかけとなれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
