歩んできた道・学んできた事があなたのヒストリーを創る

海外暮らし日々徒然

みなさま、こんにちは。本日はそれぞれが歩んできた道そしてその行程で学んできた事が各々のヒストリーとなるから喜んで・進んで体験をしていこうというお話をしようと思います。

このブログではしょっちゅうメンタル強化!とか鋼メンタル最強説とかお話をしておりますが ☟

なぜここまで私がメンタル強化にこだわるかという理由がございます。私は海外なうであり、おそらくこのブログを興味を持って読んでくださっている方は少なからずとも海外や外国語に興味がある方だと思います。既に在住の方はおわかりと思うのですが、健やかに、自分らしく、プライドを保ちつつ、楽しく海外生活や国際交流をするためにはかなりの鋼メンタル力&柔軟性が必須。日本でもそうなのかもしれませんが、海外だと活動フィールドが広がるため(自国のみではない)、勝手が違うため、現れる敵キャラ(別に敵キャラじゃなくてもいいけどさw)が違うため、日本規定の一般常識や阿吽の呼吸が全く通用せず、母語ではない言葉でコミュなどから起こるプライドズタズタや全く理解不能な出来事もなきにしもあらずです。

海外在住の日本人の方でふにゃってしてる方(←言い方よw悪気はない) ってあまりいなくて、日本に帰って、日本で初めてお会いする人などでお話をしていても

  • 考え方
  • 態度
  • 服装
  • 会話の内容
  • 会話の進め方
  • 視点   
  • 視野の広さ
  • 異なる文化や環境に対する興味度や理解度    などなど

これらが日本ドメスティック型の方と海外在住経験ありのバックグラウンドを持つ方(海外関連のお仕事をしている人や海外へ行き慣れている人なども含む)とは異なるので一発でわかります。別にこれは日本人に限ったことではなくて、フランス人でもフランス国内型(たまに近隣ヨーロッパ諸国をバカンス等でウロウロしている人も含む)の人も同様の傾向です。どっちが上とか下とかではないのでご注意を。好みと選択の問題ね。

超絶ドメスティック型の会社の研修旅行ハワイしか日本を出たことがない日本在住MYシスターとたまにZoomをするのですが、まあこれが話が通じず???ってこともしばしばあります。よくMYシスターが言うのは、

それが日本では当たり前なの!その国がおかしい、日本が普通なの。な国だわ、理解できないホント。

私自身も日本規定から離れて久しいので感覚もおかしくなっているようで(日本にいた頃からその傾向はありました、日本の友人から授かったあだ名は『浮かれポンチ』w)、よく姉上にイライラされてます(笑) こんな姉上は間違いなく海外生活でココロ折れる組でしょう。

こんなことを思っていたら、先日日本人でイタリア料理のYoutubeをされている方(ファビオさん)が南イタリアの1つ星レストランで4日間飛び入り研修をされている動画があったので見ていたのですが、この方かなりメンタル強い!そして今まで歩んできた道で自分なりの感性や行くべき道をしっかりと固めつつ、確実に実体験から学んで魅力やパワーに変えているなと思ったのです。御興味のある方はリンク貼っておきますので是非みていただきたいのですが ☟

このイタリアのレストランオーナーシェフ・アントニオ氏も自分のこだわりを保ちつつ、ファビオさんがお土産に持っていった歌舞伎揚げをアレンジしたお皿をメニューインしたり、貪欲にファビオさんの技術を吸収しようとする柔軟性にも感服しましたが。他の動画では『日本人ならラーメン作れるだろ』って無茶ぶりされてファビオさんがスープから丁寧に作ったラーメンを賄いに作っていてめちゃくちゃ面白いのでファビオさんシリーズ見てみてね。いや、ラーメンは作れないです私。

この動画の後半くらいで、ファビオさんがアントニオ氏のコースメニューの構成についてこう語っているのです。

イタリア料理の歴史その物とそのシェフが辿ってきた道をイメージしながら料理を見てみるとその料理を作っている意味が深く理解できるので一品一品がそのシェフが生きて来た証というか生き様であり本当にすごいこと

ファビオ氏

こうやってアントニオシェフも今まで歩んで学んできた道を料理というものに反映させて生きている。真剣に生き方を料理を考えて経験を得て、それを知恵や英知に変えて表現している。めっちゃ素敵な生き方♡ 動画を見ていただけるとわかるのですが、ファビオさんも初参戦のお店でメニューを考案し、アントニオシェフにインスピレーションを与え、最終的にはみんなから『このお店で働いて』って言われる人物であること。イタリア修行時代を経て、イタリア語も操り、しっかりと着実に実をつけていらっしゃってちょっとテンパってる現場でも飄々とこなしてるメンタルの強さ。あまりイタリア料理が栄えていないインドネシアで料理をご披露したり、在日イタリア大使館の調理に飛び入り参加したりもされてます。今まで歩んできた道でしっかりと学び自分なりの考えや正解を得て進んでいることからくる揺るぎない自信をお持ちなんだろうなあと思うのです。経験という財産を貯めて次へ活かす。それが生き様=ヒストリーに現れるんだなあと。しかし世界フィールドで生きて行く方はやはりメンタルの強さ&柔軟性必須だね。

経験を積んでいないとすぐテンパるんですよ、そしてメンタル崩壊しやすい。で、あきらめるかいじけるか代替のものや2番手以降で満足させようと自分を言い聞かせる。それ本当に納得いってますか?って話です。だから喜んで・楽しんで体験という財産を蓄えていきましょ。しっかりと財産に変えるためには、その瞬間を楽しみしっかりと味わうこと。以前インスタ映えの話をしましたが ☟

食べ物でも旅行でも『おいしい』『きれい』だけじゃなくって自分がどう感じたのかなどご自身の五感をフル回転させて自分なりの感想や感覚をちゃんと見出すこと。本で読んでとかテレビのコメンテーターの意見などを取り入れて博学なのも結構ですが自分なりの見解や感性を使わないと生きている意味がないし、自分のヒストリーとはならない。頭とココロをフル回転させてない生き方は生きてるとは言わないと私個人的には思います。人となりやアイディアにじみ出て来るその人のヒストリーが個性を作るから、そして人生を豊かにするからと私は思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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