海外暮らしの私から見た日本/便利・モノがいっぱい・進化
みなさま、こんにちは。本日はオーバーツーリズムを肌で感じ、なぜ今日本に外国人が殺到しているのだろうかという私なりの考察をします。
日本滞在をしているといつも感じる事。
フランスマジで不便だなw 特にフランス小都市はホント物も選択肢もないなww
- 便利なものやサービス
- 静けさや穏やかさ
- スムーズな公共交通機関
- お手ごろ値段で質のいいモノ
- きれいな公共の場
- 進化する新商品
- いろんな分野のイベントや娯楽
まあそんなお国柄なんで仕方ないんですけれど。いかに私が快適に、便利に、楽しく毎日を過ごせるかのメンタルマネジメントと知恵と工夫を駆使して軽やかに生きることに全力を尽くしております。
年々、街を歩いていても何でこんなとこにいるの?という大阪の下町やビジネス街にまでいろんな国からの観光客を見かけるので、日本に来たいと言う人は本当に多いと実際に感じております。この日本への興味がなぜ爆発しているのかをちょっと考えてみた。
外国人観光客が日本のグルメや商品爆買いする理由/別世界があると知らなかっただけ

たまにMYマザーがテレビを見ているんですけど、外国人観光客がインタビューで日本のグルメや壊れない商品を爆買いするのが楽しみと言っていた。私が思うに、今まで知らなかっただけで、体験したことがないだけで、今円安で遠くの国 (フランス語やドイツ語も良く聞こえてくるし、ダイナミックにカジュアルすぎる米国人やオージー系も)からも日本へアクセスしやすくなって初めて

あれ?こんな世界があったんだ。こんな別の味のおいしいものがあったんだ。公共の場ってこんなにきれいなものなんだ。こんな便利なモノが安く買えるんだ。物ってそんなに壊れないものなんだ。子供が一人で電車に乗るのは可能なんだ。
そんな感じで目から鱗みたいな感覚を味わっているのかもね。なんか聞いた話によると欧米の家電等って数年したら壊れる設計になっているらしく、アップル社もそういう噂がありますよね。バッテリーを数年しか持たせないとか。買い替えてくれないと売上が上がらないから。私もヨーロッパでコーヒーマシーンが大抵4-5年おきに壊れるミステリー。高い割に質もデザインもイマイチなものも多い。
食べ物に関してもフランスはまだいいですけど、ゲルマン系の国は肉バーン、ポテトどーんで大味の印象。ドイツ在住のバリキャリ友人がぼそっとLINEを送って来る。

ハンバーガー、ザワークラウト、ポテトに肉、以上。デザートも砂糖重視。レストランに行く気がしない。
日本ほど海外のありとあらゆるものをゆるーく招致して、そして融合させ、独自メニューを勝手に生み出し進化させている国はない。フランスからやってきたクレープも確実に中身のトッピングの種類は日本の方が多い。フランスは結構ヌテラ塗っとけばみんなオッケーっぽいw
十何年前はおにぎりの海苔が気持ち悪いと不評だったのに今は海外でも買える。あんこにも見向きもしなかったのにモチーって言って食べてる。可愛い文化やアニメをディスってたの誰?の展開。長い間かかったね、異なる文化を受け入れるのw
公共の場も椅子にパンくずみたいなの落ちてるし、きれいなヤングも電車内でどーんと靴履いたままの足をお向いの椅子に乗っけてるし、衛生レベルもお行儀レベルも違う。日本は清掃員の方々が一生懸命にキレイにしてくださるのもあるけれど、基本公共の場でそんな大暴れなお行儀レベルの人はいない。
自国から出たことがない人&似たような近隣国のみ移動の人はその国のスタンダードしか知らないから、
- 電車が遅れるのは当たり前
- 道にゴミがたくさんあっても当たり前
- モノがすぐ壊れるのは当たり前
- ワンパターンの食事も当たり前
- 娯楽が発達していないのも当たり前
- なんか全体的に雑なのも当たり前
そもそも不便を不便と思ってない、というか気づいてない。生まれた頃からそれが当たり前だし、便利な物がないのが普通だから気にもならないという視点もあるのかしらなんて。
ただ知らなかっただけ、別世界や別のモノがあるなんて。で、日本に来てみて、『あったんだ』を体験する。今までの当たり前が崩壊する体験をしに外国人観光客の方々は日本へいらっしゃっているのではないかしらー。
最後までお読みいただきありがとうございました。