聖人君子ではいられない/私のメンタルにいい塩梅を探る

海外暮らし日々徒然

みなさま、こんにちは。本日は基本が穏やか平和主義で我慢強い日本人の皆様に送る、多分海外生活のメンタル訓練には持ってこいのフランスなうの私の賢く楽チンそして美しく生きて行くための結論

本来の自分で振り切って生きて行くためには聖人君子ではいられないんだわ

というお話をしようと思います。

文句が多いフランス人VS胸に秘める日本人/メンタルにいい塩梅を探る

フランスにいて思う事は、まあみんな好き勝手やってるなあということ。よくも悪くもだけれど。こう思ったらすぐその場で言って、自分の主張は曲げない (例え明らかにイミフに???でも)。相手をつぶすくらいまでw言い負かそうとする (とりわけ女性がスゴイかな) それでも物足りないのかXで見たけれどパリオリンピックの閉会式で大会組織委員会の会長さんが『フランス人は文句が多い国民』と自虐してたらしいけど、私も実地研修においてそう思っておりますよ、Me too運動。何かにつけて文句言ってる。散歩で会った一見さんもしばらくしたら会話が誰か何かに対する批判になってることも。

イギリス留学時も私はなんか知らんけどイタリア・スペイン群に属してて、フランス人は文句多い&鼻もちならないって同じラテン仲間なのに言われてたw 仲間割れ発生。この好き勝手するというのはいい面もあり、悪い面もある。少なくとも一見好き放題しているようなフレンチーが文句が多いというのはその有効性が疑問であるという証明。私から言うと無駄打ちが多いそして信念が確立しておらずただ条件反射で行動しているからエネルギーの無駄遣いで無駄に疲れてメンタルによくないということ。

一方で日本人は思ったことを相手を思いやってかあるいは言うと嫌われるという恐怖感か言わずに胸にしまってしまう傾向にありますよね。こちらもなかなかメンタルによろしくありません。フレンチーとジャパニーズの中間くらいがいいんですけれどその塩梅も難しいですよね。私もそこで結構葛藤してた頃があります。フレンチーって売り言葉に買い言葉風の一言が多いのでフランスに住み始めた頃、私もスーパーの肉売り場で横入りされて言い合いになったこともある、あまりにもカチンときたので(笑) 今は肉あまり食べないんでいいんですけど、そういう問題じゃないか。今思うとめっちゃどーでもいいし、低レベル過ぎる戦いに参加してたなとお恥ずかしい黒歴史でございますが。

ではいい塩梅の基準は何なのか?私的には本来の自分を振り切って生きるためには自分のメンタルを健やかに保つには聖人君子ではいられない。でもフレンチーみたいにゴロツキみたいな乱射もやめよう。ということ。

聖人君子はあきらめて/好き放題はいいけど一定のルールは必要

結論を言うと、私たちは聖人君子はムリ。その基準も怪しいし、いい人とか正しい人って何?誰が決めるの?って見えない幻想を追いかけてるみたいだし。

ちょっと前にフランス国民議会選挙が行われていた時に1回目が移民の取り締まり強化を公約として挙げていた極右が優勢だった時(この極右って言い方もまたいろいろな思惑あるよね?公約見たけど別に普通の取り締まりだったけどなあ。闇は深いわ) フレンチーおじさんにこう言われたんですよね。

極右が圧勝だったけど君にとってはよくない結果かもね。心配かな?

この彼の発言の本当の意図は何かわからないけれどおそらく移民(私はフランス人配偶者だけど)として扱われる私に対して、滞在問題に関わるから君の立場にも関係するよってことなのか、単なる意地悪なのかよくわからんのですけど、私はめちゃ素でこう答えた。

私日本人なんで、帰る国も場所もありますから。ご心配なく。まあ、もし滞在許可がもらえないならそれはそれで仕方ありませんよね。

フレンチーで結構出会うのが、自分の国が一番(他に住んだ経験なくても言ってるけど、そんなのはどうでもいいらしい)、フランスに住めて君は超ラッキーうれしいよね?的な発想の人。でも、こないだアメリカに旅行した友人と話していて、大爆笑した。

友達に会いにLA行っただけなのに入国審査で『あなたアメリカに長期滞在してアメリカ人になりたいんでしょ?そうでしょ?国籍取得を狙ってるわね!』って怪しまれたんだけど、全くもってなりたくないから。どうやったらそうなるの?そのみんなアメリカ人になりたいと思ってるっていう自意識過剰は何なの、日本国籍をなんで放棄してまでなるの?意味わからん。

我が国一番、みんなが私たちの国籍を狙ってる級の暴走勘違いはフランスだけではないようでw 私は日本大好きですけどそこまで思ったことはないなあ。。押し付け勘違いはちょっと恥ずかしいしさ。

もちろんフランスもいいとは思うが、私は別にフランスじゃなくてもいい、他にも魅力的な国もあるし、日本もいいしね。お呼びがあるなら、よその魅惑のお国へも参りますぞ!っていう派。私はこれしかないを握り締めて生きる窮屈さはない。そして昨今フランスへ流れて来る移民の人とは違ってフランスにいる方が楽して祖国よりもいい生活ができるとか、争いなどで生命に関わるような政治的に移らざるを得ない立場ではない。そして二重国籍が彼らのように認められていない日本出身なので国籍を捨ててまでのメリットはないと正直思っておりますのよ。日本人でハッピー満足です。でもそんなことはフレンチーにはわからない。背景など知りもしないのだから。

多分昔ならば、この人義家族の知り合いだから多少きつめに言ったりするのはダメかしら?この場の雰囲気乱しちゃうかしら?なんて葛藤はあったでしょうがじゃあ今は?そんなの関係ねえ。言う時は言う、でも何でも反応はしない。押さえるとこを押さえて省エネで。

おい、ちょっと調子こき過ぎおじさん。じゃあ、私も思ってること言わせてもらう。

なんて先述のおじさんに対しココロの中で思うことは自由、私はいつも大阪弁でココロの声は呟くので結構ハード系 (笑) こんなこと思っちゃいけない、我慢しなきゃいけない、そんな必要はないですから。何を思ってもいい、それが自分の感覚を持って生きるという人間生活。外へ言動として表すことも、

  • 私のメンタルを保つため
  • 私を表現するため
  • 私が心地よく過ごすため

それらが必要ならばします。それが相手にとって心地よくないかもしれないことでも。例え自分が不快に感じていたとしても誰かをハッピーにするために私は存在しているわけでもないし、相手も自分の考えを述べているのだからこちらにも権利はあるのは当たり前、それが対等な関係。いい子ちゃんで相手を立てる聖人君子ではいられない。自分を体現して生きるためには。

でも気を付けていることはある。

  • 感情的な反応はしない 
  • お前の母ちゃんでべそレベルの喧嘩はしない 
  • 論点からずれた反論はしない 
  • 相手を明らかに傷つける行為はしない
  • 作り笑いでごまかさずに能面顔で淡々と対応する

これらは意識してます。感情的になると判断力がなくなるし、相手には内容よりヒステリックになってる印象の方が色濃くなる。落ち着いて必要最低限のご意見で地を這うような安定の態度の方が効果ありと思うから。

フレンチーのように動くものには何でも飛び掛かる狂犬みたいじゃなく(Oops何気にディスってる?笑)、日本人のうちに秘めるミステリアスガールでもなく、言いたい時は言う、体現したい時はする、でも美しく賢くね。必要な時をちゃんと見極めて、無駄な戦いはせず本当に大事な事に時間と労力を使って生きていこう♡

最後までお読みいただきありがとうございます。

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