フランスで家を賃貸する際のEtat des lieuxって正直何かわからない。どこに注意したらいいんだろう?退去時に高額請求されたっていう噂を聞いたから心配だな。
こういった疑問に答えます。
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ベルギーとフランスで賃貸マンションに入居した際に、入居時・退去時のこのEtats des lieuxを体験しました。そんなに大豪邸ではないのに、3時間弱かかるので正直気疲れする作業です。
フランスで家を賃貸の際のEtat des lieuxとは何か?
Etat des lieuxの概要とは?
アパルトマンあるいは戸建ての家を賃貸する場合の入居時と退去時に、
借主と貸主(もしくは委託された管理会社担当者)とともに、家の状態や備品の数や状態などを一つ一つ相互確認する作業です。排気口の数からコンセントの数まで細かく数えます。
貸主がチェック項目リストを持っていて、私の場合はタブレットを使って、規定フォーマットに入力してひどい傷などは写真を撮っていく形でした。
所要時間の目安
マンションや家の大きさと貸主の細かさによって変わると思いますが、
参考までに3LDKのマンションで3時間弱でした。
Etat des lieux当日の注意すべき4つのポイント
貸主である先方もプロなので、当日はその流れに従えばいいのですが、
後々トラブルにならないためにしっかりと抑えておくべき点は下記の通りです。
ポイント①:小さいことだと思っても必ず伝える
たとえ小さいなとか気のせいかなと思ってもちゃんと伝えておくべきです。私たち日本人の精密さ細かさがここで非常に役立ちます。思う存分ここで発揮しましょう。
ポイント②:見る角度を何度も変えて念入りにチェック
光の加減でキズなどが見えにくい場合もあります。横から斜めから角度を変えてしっかりチェックです。
ポイント③:ちゃんと記入してくれているか確認する
時間が経ってくると双方ともに疲れてきて駆け足になる担当者もいます。
しかも忍耐強くないフランス人などが相手だとなおさらです。口頭だけじゃなくてちゃんと手を動かして入力しているか横目で要チェック。
必要ならば『手が止まってるけど!?』と叱咤を飛ばしましょう。
ポイント④:電気・水・ガスは実際にしばら流して様子を見る
電気・水・ガスは実際にしばらく流してみて状態をチェックすることです。しばらくして水漏れや、チカチカ電気が言ってますが?などはしばらくしないとわかりません。
ガスなどの契約がまだで当日確認できない場合は、契約後すぐ各自で確認して先方へ報告しましょう。
退去時に高額請求を避けるための5つのすすめ
その①:備え付けの家具はカバーなどをして使用する
ソファーや椅子などはカバーをして使用した方が無難です。
食器棚も棚の上にシートを引いたりして直接棚に触れないようにすると安心です。
その②:定期的に換気する
日当たりがよくないところはカビが生えやすいので風通しをよくしておきましょう。
その③:備え付けの小物などは極力使わないでおく
代替の利く、食器やシーツなど小物は自分のものを使っておけば、退去時は元の状態のままです。
その④:家具は壁から数センチ離して置く
ぴっちりと壁につけると壁に跡がつきますのでご注意。
その⑤:椅子や机の脚にはソックスをはかせたり、滑り止めをつける
騒音防止にもなりますし、床にキズが付くのを防げます。
日本で言う経年劣化はフランスにはほぼ存在しない
基本日本で家を借りる際と同じ心得だと思うのですが、ひとつだけ違うなと思うのは日本では経年劣化という概念があるが、それはフランスでは通用しないということです。
日本では壁などは経年劣化のために多少汚れるというのはペナルティの対象にはなりませんが、フランスではあくまでも退去時は入居時と全く同じ状態にして返却することというのが基本概念ですので注意しましょう。しかも貸主さんは請求してナンボの精神でかかってきますので負けてはなりません。
正直なところ、
請求して本当にそのお金でその箇所を修理するのに遣ってくれてる?
なんて密かに疑問に思っておりますが、仕方がない。極力請求を避けたいのでこちらの記事に書いた項目をチェックしつつEtat des lieuxを乗り切っていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。